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DVD+RWが切り開く「記録型DVD」の新世界 〜Part2 スーパーコンボドライブ「MP5120A」の真相に迫る!!
DVD+RWが切り開く「記録型DVD」の新世界 〜Part2

Printable Version 2001年9月26日

“オリジナルDVD-Videoの作成”にも
もちろん利用可能なDVD+RW

 記録型DVDの導入を検討している人の中には、「オリジナルのDVD-Videoの作成」を主な用途にと考えている方も少なくないだろう。今回紹介しているリコーのDVD+RWドライブ「MP5120A」でも、既存の再生専用DVDプレーヤやDVD-ROMドライブ+DVDプレーヤソフトで再生できる“互換性の高いDVD-Videoの作成”がもちろん可能だ。

 MP5120Aに付属しているDVD-Video作成用ソフトは、DVD-Videoオーサリングソフト「MyDVD 3.0」と、映像ソースの編集ソフト「MotionDV STUDIO」の2本だ。

DVD-Videoオーサリングソフト「MyDVD」。ビデオデッキで録画する感覚でキャプチャした映像を直接DVD+RWメディアに記録する「Direct-to-DVD」機能が最大の特徴だ。
 「MyDVD」は、簡単な操作がウリのDVD-Videoオーサリングソフトだ。多くのDVD-Videoオーサリングソフトでは、外部ソフトを利用して“DVD-Video規格にマッチしたMPEG2ファイル”を作成しておかなければならないが、MyDVDでは、オーサリングソフトの基本である「メニュー作成」や「MPEG2ファイルのレイアウト」だけでなく、「動画キャプチャ」および「MPEG2エンコーディング機能」まで装備されているので、DVD-Video作成がこのソフト1本で簡単にできてしまう。
 初めてDVD-Videoのオーサリングにチャレンジする人は、ウィザードの指示に従って、DVD-Videoとして書き込むMPEG2データの指定、メニュースタイルの選択、チャプタの設定などの準備作業を順に進めていけばOK。完成したDVD-Video用データは本ソフト上でもプレビュー可能で、最終的なデータは、DVD+RWへ書き込むほか、CD-R/RWやHDDへの記録(DVD-Videoイメージファイルとして出力)も選択できる。
 また、B's Recorder GOLDと同様に、実データが1GB以下でもダミーデータを書き込まない「高速DVD作成」にも対応しているので(ごく一部のDVD-Videoプレーヤを除けば、完成したメディアはもちろん問題なく再生可能)、容量が1GBに満たないDVD-Videoを作成する場合にはダミーデータの書き込み作業の完了をわざわざ待つ必要がない。

 MyDVDで最も便利な機能は、ビデオデッキでテレビ番組を録画するように、キャプチャデバイスから入力された映像ソースをDVD+RWメディアに直接「録画」していく「Direct-to-DVD機能」だ。この機能で作成したメディアも、もちろんDVD-Video形式のメディアになるので、ほかのDVDプレーヤやDVD-ROMドライブで問題なく再生できる。このリアルタイムキャプチャに利用できるビデオキャプチャデバイスは、Direct Showに対応しMicrosoft Video WDM(Windows Device Manager)互換のものとなっているので、最近巷で人気となっているテレビキャプチャデバイス(TVチューナ付きキャプチャカードなど)の多くが使用可能だ。
 よりきめ細かな映像ソースの編集が必要な場合は後述の「MotionDV STUDIO」と組み合わせるのがベストだが、過去に録画したVHSテープなどを編集しないでさっさとDVD-Videoにしてしまいたい、といった場合はキャプチャからDVD-Video形式での書き込みまでを一気に実行できるこの機能が便利だ。
 なおDirect-to-DVDでは、映像をキャプチャしつつ内蔵のリアルタイムソフトウェアMPEG2エンコーダでHDDにキャッシュ、コンバートして書き込みを行うので、マシンにかかる負荷はかなり高くなってしまう。そのため、Direct-to-DVDを利用する際の動作環境は、CPUが“Pentium 4-1.4GHz以上のマシンを推奨”となっている。

 現行バージョンのMyDVDは、既存のDVDプレーヤとの再生互換性を保ったままデータの追記が可能な規格「DVD+RWビデオレコーディングフォーマット」に対応していないため、いったんDVD-Videoデータを書き込んだメディアにはデータを追記できない。しかし、今後ソフトウェアのアップデートによりDVD+RWビデオレコーディングフォーマットにも対応する予定となっているので、将来はさらに使いやすく強力なユーティリティとなるだろう。



映像編集ソフト「MotionDV STUDIO」。AVIやMPEG1/2/4ファイルの加工・編集、DVカムコーダからの映像取り込みなど、DVD-Videoとして書き込むMPEG2ファイルの作成に威力を発揮するソフトだ。
 映像関連のもうひとつの付属ソフト「MotionDV STUDIO」は、PCに取り込んだ映像や音声(対応するファイル形式は、AVI、MPEG1/2/4、BMP、JPEG、WAVE、MP3、WMA)のカット編集や複数のソースを組み合わせた映像の作成、映像に2D/3Dテキストの追加やエフェクト処理を施すなど、DVカムコーダやビデオデッキなどから取り込んだ映像素材に“凝った編集”を行いたい場合に利用するソフトだ。本ソフトにはDVDオーサリング機能はないので、「MyDVD」を使って映像を記録する前にキャプチャした映像素材を加工する、という使い方がメインとなる。
 映像編集ソフトには“高機能だが操作が複雑で初心者には扱いづらい”ものもままあるが、「MotionDV STUDIO」はひとつの画面上で編集作業のほとんどが実行できるので作業全体の見通しがよく、操作は非常に快適だ。また、IEEE1394端子に接続されたDVカムコーダの制御(早送り/戻しや一時停止など)も本ソフト上から行えるので、DVカムコーダで撮影した映像をDVD-Videoにしたいという場合には、特に便利なソフトである。
 編集後の映像をDVD-Videoに利用する場合には、完成した映像データをMPEG2にエンコードする必要があるが、本ソフトにはMPEG2ソフトウェアエンコーダが内蔵されている。また、MPEG1エンコーダも内蔵されているので、長時間録画したい場合にはこちらを使えばよい。このエンコーダの画質は映像編集ソフト内蔵のもののなかでは非常に優秀で、編集からデータ出力まで、簡単な操作ながらハイクオリティなオリジナルムービー作りが堪能できるだろう。

 データDVDからDVD-VideoまであらゆるタイプのDVDが作成可能で、なおかつハードウェア・ソフトウェアともに“PCユーザーの使い勝手のよさ”が十分に考慮された「MP5120A」。店頭発売日は9月28日で、実売価格は6万円前後になると予想されている。先行する記録型DVDが持っていたさまざまな弱点を克服した“CD-R/RWの後継者”たるDVD+RWが店頭に並ぶ日はもうすぐそこまで来ているのだ!




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最新鋭DVD+RWドライブ「MP5120A」最速レビューNew

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