このページの本文へ

コンパック、『PRESARIO』シリーズのラインアップを一新

1998年02月23日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 コンパックコンピュータ(株)は、キヤノン販売(株)との提携後初めて、『PRESARIO』シリーズのラインアップを一新。ノートタイプやデスクトップタイプなど3機種8モデルを2月下旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。

 発表したのは、ノートタイプの『PRESARIO 1621』、デスクトップタイプの『PRESARIO 2240』、ミニタワー型の『PRESARIO 4000シリーズ』。

12.1インチHPA液晶ディスプレー搭載の
『PRESARIO 1621』



 AMD K6-233MHzを搭載したPRESARIO 1621は、32MB(最大96MB)のメモリー、2.1GBのHDD、最大20倍速のCD-ROMドライブなどを搭載。チップセットは、米OPTi Corporate Communications社の『FireStar』を採用する。

 ディスプレーはDSTN液晶の画質を向上させた、解像度800×600ドットの12.1インチHPA(High Performance Addressing)液晶パネルを搭載し、グラフィックチップは米NeoMagic社の『MagicGraph 128XD(VRAM 2MB)』を搭載する。PCカードスロットは、CardBus/ZVポートに対応。米JBL社の『Pro Audioスピーカー』を搭載する。

 『Word97 & Excel97』などのソフトが付属するほか、“Disq Play”機能を搭載し、パソコンの電源を消した状態でも、音楽CDの再生が行なえる。本体サイズは幅310×奥行き254×厚さ49mm、重さは3.3kg。ニッケル水素電池を採用し、約3.0時間使用できる。

色、CPU、ディスプレーサイズを見直した
『PRESARIO 2240』



 『PRESARIO 2210』の後継機種のPRESARIO 2240は、より日本市場向けのモデルへと変化。キヤノン販売側が「日本で売れない3大要素」と呼ぶ、“黒い筐体”、“米Cyrix社のCPU”、“14インチディスプレー”を見直し、アイボリーの筐体に、AMD K6-200MHzを搭載し、ディスプレーサイズを15インチに変更した。

 32MB(最大48MB)のメモリー、2.1GBのHDD、最大20倍速のCD-ROMドライブ、K56flex対応のFAXモデムなどを搭載し、チップセットは430VXを採用。グラフィックチップは米S3社『Trio 64V2(VRAM 2MB)』。新たに、JBL社のファントムサブウーファー一体型のPro Audioスピーカーを内蔵するほか、PCI/ISA共用×1とISA×1の拡張スロットを装備するなど、拡張性も改善されている。ワンタッチ操作が行なえる“イージーアクセス・ボタン”を装備するほか、『Microsoft Works』などのソフトが付属する。

選べるミニタワー型の『PRESARIO 4000シリーズ』



 ミニタワー(マイクロタワー)型のPRESARIO 4000シリーズは、AMD K6-233MHzを搭載した『PRESARIO 4540』、PentiumII-266/300MHzを搭載した『PRESARIO 4640/4660』。それぞれディスプレーの違いで2モデルずつ用意されている。

 PentiumII-300MHzを搭載したPRESARIO 4660は、同社のモデルとしては初めてDVD-ROMドライブを搭載(CD-ROM使用時時20倍速)。32MB(最大256MB)のメモリー、8GBのUltraATA対応HDD、K56flex対応のFAXモデムなどを搭載し、チップセットは440LXを採用している。グラフィックチップはAGP対応のカナダATI Technologies社製『3D Rage Pro(VRAM 4MB)』を搭載する。

 米JBL社のステレオスピーカーや『Word97 & Excel97』などのソフトが付属。17インチディスプレーが付属し、ディスプレーなしのモデルも用意されている。“インターネット・ボタン”など、“イージーアクセス・ボタン”を装備している。(報道局 井上哲郎)

http://www.compaq.co.jp/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン