シャープ(株)は、パワーザウルスのニューモデル『MI-600』シリーズを発表した。価格は標準モデル『MI-610』が13万円、デジタルカメラカードを装備した『MI-610DC』が16万8000円。3月12日に発売する。
4.3インチTFTカラー液晶ディスプレーを搭載、解像度は320×240ドット(6万5536色)。10MBのメモリー(ユーザーエリア7MB)を搭載したほか、33.6KbpsのFAXモデム、TypeII×1のPCカードスロット、IrDA/ASK対応の赤外線通信ポートなどを装備している。バッテリーはリチウムイオン電池を採用し、約10時間使用できる。本体サイズは幅161×奥行き90×厚さ23mm、重さは320g。
従来のワープロや表計算機能、Webブラウザー、メール機能などに加え、新たにプライベートでの利用を想定し、自由にフォームを作成できる“写真付きパーソナルデータベース”機能(Microsoft
Access対応)や、(株)アルプス社製『ProAtlas97』対応の“地図ビューア(東京23区/大阪市/名古屋市版)”機能などが追加された。また、『PowerPoint』にも対応し、オプションのビデオ出力カード『CE-VA1』(2万8000円)を利用すれば、テレビ画面などを利用したプレゼンテーションツールとしても利用できるという。
ゲーム『上海』や、路線検索ソフト『乗換案内』、すべてのデータ上の郵便番号に対応する『7桁郵便番号一括変換ソフト』などの“MOREソフト”が付属。初期画面のインデックスの並べ替えやオリジナルインデックスが作れるほか、全機能ロックを搭載するなど、操作性とセキュリティーの向上も図られている。(報道局 井上哲郎)
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