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東芝、海外仕様ノートパソコン『Satellite2520』など5機種を発売

1999年02月15日 00時00分更新

文● 報道局 原武士

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 (株)東芝は、海外仕様パソコンの販売部門“東芝ダイレクトPC”で、新たにA4ノートパソコンでローエンド向けの『Satellite 2520CDS/CDT』、スタンダード向けの『Satellite 4030/4060X/4080X』、薄型の『PORTAGE 7020CT』を発売した。これらのノートパソコンの特徴はキーボードに英語版キーボードが使用されている点。日本語版固有のキーが無い分、キーピッチが大きくパソコンに慣れたユーザーには使いやすいという。対象ターゲットは、在日外国人やハイエンド指向のユーザー。同社のILW(International Limited Warranty)により、日本国内外で修理のできる3年間の保証期間をもつ。

コストパフォーマンスの高い『Satellite 2520CDS/CDT』

 『Satellite 2520CDS/CDT』は、CPUにモバイルK6-2-300MHzを搭載。メモリーはCDSモデルが32MB(最大160MB)、CDTモデルが64MB(最大192MB)、HDDは4.3GB搭載する。液晶ディスプレーは、CDTモデルの場合は12.1インチのTFTを、CDSモデルの場合は13.1インチのDSTNを採用。解像度は最大1280×1024ドットで256色表示。サイズは幅309×奥行259×高さ43mm、重さは3.1kg。バッテリー駆動時間は約3時間。OSはWindows 95/98のセレクタブルで、言語は日本語か英語版が選択できる。

 国内モデルでは『DynaBook Satellite 2520シリーズ』に相当する。相違点は国内モデルがアプリケーションモデルのみがモデムを搭載するのに対し、海外モデルでは標準でV.90/K56flex両対応の56Kbpsモデムを搭載する点と、OSがWindows 95/98のセレクタブルになっている点。また、アプリケーションソフトは付属しない。価格は19万8000円からで、日本語OSを選択した場合は1万円増し。また、BTO(Build To Order)にも対応する。

写真は2520CDS
写真は2520CDS



スタンダードモデル『Satellite 4030/4060X/4080X』

 『Satellite 4030』はCPUにモバイルCeleron-300MHzを、『同4060X』はモバイルPentium II-333MHzを、そして『同4080X』はモバイルPentium II-366MHzを搭載する。メモリーは64MB(最大192MB)で、HDDは4.3GB(4030)、もしくは6.4GB(4060X/4080X)を搭載。4030には13.0インチDSTN液晶ディスプレーを採用した『CDS』モデルと、13.3インチTFT液晶ディスプレーを採用した『CDT』モデルがある。その他の機種は14.1インチTFT液晶ディスプレーを採用している。解像度は最大1280×1024ドットで256色表示が可能。サイズは幅309×奥行259×高さ42mmで、重さは3.2kg。バッテリー駆動時間は約3時間。OSは2520と同様に、Windows 95/98のセレクタブルで、言語は日本語と英語版が選択できる。

 国内モデルでは『DynaBook Satellite 4030X/4060X/4080X』に相当する。相違点は国内モデルがポートリプリケーターを装備できないのに対し、海外モデルはポートリプリケーターをオプションで装備できる点。価格は4030のCDSモデルが25万8000円、4080Xが45万8000円などで、日本語OSを選択した場合は1万円増し。

写真は4060X
写真は4060X



海外モデルのみの『PORTEGE 7020CT』

 『PORTEGE 7020CT』はCPUにモバイルPentium II-366MHzを搭載。メモリーは64MB(最大192MB)、HDDは6.4GB搭載。液晶ディスプレーは13.3インチTFTを搭載、解像度は最大1280×1024ドットで256色表示が可能。V.90/K56flex両対応の56Kbpsモデムを内蔵し、サイズは幅297×奥行241×高さ23.5(最大28)mm、重さは1.89kg。バッテリー駆動時間は約2時間。OSは他機種と同様にWindows 95/98のセレクタブルで、日本語と英語版が選択できる。価格は41万8000円(日本語OSの場合42万8000円)。

PORTAGE 7020CT PORTAGE 7020CT

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