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NEC、ワイヤレスキーボード/マウスセットを発売

1999年05月17日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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日本電気(株)は17日、ワイヤレスキーボードとマウスのセット『PK-KB022』を発表した。本製品は、USB接続の受信機と、キーボード、マウスで構成される。赤外線方式ではなく電波を利用しているため、受信機からの距離が2m以内であれば、遮蔽物の影響を受けずに使用できるのが特徴。

『PK-KB022』。右上がUSB接続の受信機 『PK-KB022』。右上がUSB接続の受信機



複数ユーザーが同時に使用しても混信しないよう各セットにはユーザーIDが組み込まれている。IDは256種類用意されており、仮にIDが重なっている場合でも使用する周波数のチャネルを変更することで対処可能。また、データを暗号化して送受信することで、セキュリティーの向上を図っている。

キーボードには、音楽CDの再生時にボリューム調節を行なうボタン、スリープボタン、任意のアプリケーションをワンプッシュで起動できる“ワンタッチスタートボタン”、電子メールの着信を示すランプを装備する。これらのボタン類は、いずれも同社の『ValueStar NX』シリーズに付属するキーボードと同様の機能となる。また、マウスにはスクロールボタンを搭載する。

電源に関しては、受信機はACアダプターが、キーボードは単3乾電池4本、マウスは単4乾電池2本が必要。利用周波数は230.429、232.867、235.306、237.744MHzの4種類。サイズおよび重量は、キーボードが幅454×奥行き186×高さ40mm/約1.1kg、マウスが幅62×奥行き110×高さ36mm/約110g、受信機が幅50×奥行き109×高さ40mm/約130g。

対応OSはWindows 98で、パソコン本体にUSBポートが必須となる。価格は2万5000円で、6月17日に出荷開始の予定。

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