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松下と九州松下、パソコンと接続せずにスキャンできる『携帯ハンドスキャナー (KX-FS10N)』を発表

1999年06月21日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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松下電器産業(株)と九州松下電器(株)は、携帯型のスキャナー『携帯ハンドスキャナー (KX-FS10N)』を発表した。『KX-FS10N』を原稿に密着させ、手動でスキャンし、データを本体内蔵のメモリーに記憶、パソコンにケーブルを使って転送するというもの。画像はモノクロのみ対応。7月2日発売で、価格は2万3000円。



画像読み取り幅は、182mm(B5サイズ幅)で、解像度は最大200×200dpi。読み取りモードは、10.5ポイント以下の小さな文字をスキャンするのに適した“小さい”(200×200dpi、2値)、10.5ポイント以上の文字をスキャンするのに適した“ふつう”(100×200dpi、2値)、写真をスキャンするのに適した“写真”(200×200dpi、64階調グレースケール)の3つが用意されており、本体上部のボタン操作で切り替える。読み取り速度は、“小さい”と“写真”が毎秒25mm以内、“ふつう”が毎秒50mm以内となっている。

本体に1MBのフラッシュメモリーを搭載し、B5サイズの原稿スキャン時に、“小さい”の場合約30枚が、“ふつう”の場合約60枚分のデータが、“写真”の場合約2枚分の記録できる。インターフェースはRS-232C(D-Sub9ピン)で、付属のケーブルでパソコンにデータを転送する。TWAIN対応のドライバーソフトと、画像ビューアーソフトが付属する。

電源はACアダプターもしくは、アルカリ乾電池(単4形)3本。乾電池使用時には、“ふつう”で読み込む場合、250~300枚のスキャンができる。サイズは幅200×奥行き50×高さ30mmで、重さは195g(乾電池を含む)。対応OSはWindows 95/98。

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