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日本IBM、企業向けクライアントPC『PC 300』シリーズに3機種8モデルを追加

1999年10月13日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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日本アイ・ビー・エム(株)は、企業向けクライアントPC『PC 300』シリーズに3機種8モデルを追加した、と発表した。低価格モデル、省スペースタイプ、システムバス133MHz対応のチップセットを採用した高性能モデル、の3機種。

低価格モデルの『PC 300GL(6288-39J/40J/JM1)』


PC 300GL(6288-JM1)。ディスプレーはオプション
PC 300GL(6288-JM1)。ディスプレーはオプション



低価格の普及モデルとして発表された『PC 300GL(6288-39J/40J/JM1)』では、CPUにCeleron-466MHz、チップセットはi810を採用。64MBのSDRAM、10.1GBのHDD(Ultra-ATA/66)、40倍速のCD-ROMドライブを標準で搭載する。またWake on LAN対応の100BASE-TXイーサーネットポートも装備する。 6288-39Jと同JM1はWindows 98、同40JはWindows 95を搭載。また同JM1はOffice 2000 Personalがプリインストールされる。 価格は、6288-39Jと同40Jが13万円、同JM1が15万円。10月18日から出荷される。

省スペースタイプのPC300PL


PC300PL(6871-JM2)。ディスプレーはオプション
PC300PL(6871-JM2)。ディスプレーはオプション



PC300PL(6871-51J/52J/53J/JM2)は幅88×奥行き330×高さ350mmの筐体を採用した省スペースモデル。CPUはPentium III-500MHzを搭載し、440BXチップセットを採用。64MBのSDRAM、8.4GBのHDD、40倍速のCD-ROMドライブ、100BASE-TXイーサーネットポートを標準装備する。またビデオチップはS3社の『Trio 3D』(VRAM4MB)を搭載した。 51JとJM2はWindows 98、52JはWindows NT 4.0 Workstation、53JはWindows 95を搭載。JM2はOffice 2000 Personalがプリインストールされる。 価格は、51Jと53Jが20万5000円、52Jが22万円、JM2が22万5000円。出荷開始は、JM2以外は本日から、JM2は10月18日から。

133MHzシステムバス対応チップセットを搭載した『PC300GL(6564-SKJ)』


『PC300GL(6564-SKJ)』。ディスプレーはオプション
『PC300GL(6564-SKJ)』。ディスプレーはオプション



PC300GL(6564-SKJ)は、台湾VIA Technologies社製のシステムバス133MHz対応チップセットを搭載し、CPUもFSB133MHzのPentium III-600BMHzを採用。128MBのSDRAM、27.2GBのHDD(Ultra-ATA/66)、48倍速CD-ROMドライブ、100BASE-TXイーサーネットポートを標準装備する。OSはWindows 98で、Office 2000 Personalがプリインストールされる。 価格は29万5000円で、10月22日に出荷開始される。

従来シリーズも値下げ

また同時に、17インチカラーディスプレー『6550-33N』(5万6000円)の出荷開始と、従来機種の値下げも発表された。値下げされるのは『PC300PL(6862)』の4モデル、『PC300PL(6892)』の4モデルで、11~12パーセントの値下げとなった。

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