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シチズン時計、PCカードサイズの携帯情報端末を発表


2000年4月25日

シチズン時計(株)は、TypeIIのPCカードサイズの携帯情報端末『DataSlim 2』(データスリム 2)と、同製品に対応した『USBカードリーダー(US10)』を5月下旬に発売する。

シチズン時計の『DataSlim 2』。PCカードサイズで、パソコンのPCカードスロットに直接差し込んでデータを移動する。今回からペン入力に対応。操作は、付属の『ポインタ』を利用する
シチズン時計の『DataSlim 2』。PCカードサイズで、パソコンのPCカードスロットに直接差し込んでデータを移動する。今回からペン入力に対応。操作は、付属の『ポインタ』を利用する



『DataSlim』シリーズは、ノートパソコンなどのPCカードスロットに直接差し込んで、PCとデータ交換ができる携帯情報端末(PDA)。予定表/To Doリスト/アドレス帳などのデータを落とし込み、外出先で参照することができる。今回発表された『DataSlim 2』では、(1)タッチパネルを利用したデータ入力に対応、(2)辞書機能、電卓、アドイン機能の搭載、(3)ユーザーメモリが1MBに倍増、などといった変更が加えられている。

内蔵アプリケーションは『カレンダー』(2000件)、『ToDoリスト』(500件)、『アドレス帳』(1000件)、『メモ帳』(1万6000字/件)、『電子辞書』、『電卓』、『世界時計』の7種。このほか、シチズンの配布するアドオンソフトを追加することもできる。

新たに追加された『電子辞書』機能では、旺文社が監修した4万1000語の英和辞書、2万3000語の和英辞書、5万2000語の国語辞書の参照が可能。

PCとの同期には、プーマテクノロジー(株)の開発した『Intellisync for DataSlim 2』を使用し、付属するロータス(株)のPIMソフト『Lotus Organizer 2000』のほか、Outlook 97/98/2000、Lotus Organizer 97、Notes R4.5/R4.6などに対応(Notes R5.0にも対応予定)。なお、従来のDataSlimのデータをDataSlim 2で利用する場合には、一度、OutlookやOrganizerにデータを移した後で同期させる必要がある。

サイズは幅54×奥行き85.6×高さ5.0mmで、重さは35g。バッテリーにはCR2016×2を使用し、約2ヵ月の使用が可能。対応OSはWindows 95/98/2000で、Windows CEの対応に関しては未定。価格は2万3500円で、5月19日の発売を予定している。

同時に発表されたUSB接続のPCカードリーダー『US10』。7種類のメディアの接続が可能。駆動部があるClik! PCカードドライブは横向きにして使用するが、ふたの形状はその場合、カードドライブを支えになるよう考慮されている
同時に発表されたUSB接続のPCカードリーダー『US10』。7種類のメディアの接続が可能。駆動部があるClik! PCカードドライブは横向きにして使用するが、ふたの形状はその場合、カードドライブを支えになるよう考慮されている



また、同社はDataSlimとデスクトップパソコンを接続するUSB接続のカードリーダー『USBカードリーダー US10』も合わせて販売する。サイズは幅84×奥行き40×高さ20mmで、重さは40g。DataSlimのほか、アダプターを介して、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、ATAフラッシュメモリカード、Clik! PCカードドライブ、メモリースティック、マイクロドライブの計7種類のメディアに対応する。なお、Clik! PCカードドライブとマイクロドライブを使用する場合は、別売のACアダプター(価格未定)が必要となる。US10の価格は1万2800円で、発売は5月27日になる予定。

DataSlim 2は、タッチパネルに対応したことで、画面上のアイコンをクリックする、より直感的な方法で使用できるようになった。PIM中心のアプリケーションは、多機能化が進むPDAの中で、シンプルな印象があるが、インターフェースもわかりやすく、予定や個人情報のビューアーとしては必要十分な機能がカバーされている。そして何より名刺入れに入るサイズは、数多いPDAの中でも最小レベルである。

PCとの同期も20〜30秒程度と高速で、同期ソフトを立ち上げた状態でPCカードスロットに差し込むだけと非常にシンプルだ。より手軽に、ビジネスに直結した情報を持ち歩きたい。そんなユーザーにお勧めの製品と言える。

(編集部 小林久)


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