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ソニー、次世代モバイルノート新シリーズ“バイオノートSR”をはじめとするバイオノート新製品を発表


2000年5月16日

ソニー(株)は、同社のノートPC“バイオノートシリーズ”の新ラインナップである“バイオノートSR”を始めとするバイオノートの新製品を発表した。同社は今回より、各シリーズに、Windows 2000 Professionalをプレインストールしたモデルを追加している。

バイオノートSR
“バイオノートSR”は、同社が5月10日よりウェブサイト上で告知を行なっていたノートPCの新シリーズ。“スタミナ/軽量”をコンセプトとした次世代モバイルノートという位置付けとなっている。

新シリーズの“バイオノートSR”。天面と背面部分はマグネシウム合金を採用している。ディスプレーとキーボード部分は“PCゾーン”として従来のバイオカラーと同様の濃い目の色を、メモリースティックスロットなどさまざまな端子を装備した部分は“エンターテインメントゾーン”として従来より白っぽいカラーとなっている。液晶ディスプレー部分の開きかたも変更され、開くとディスプレー部が本体背面に多少滑り込むようになっている
新シリーズの“バイオノートSR”。天面と背面部分はマグネシウム合金を採用している。ディスプレーとキーボード部分は“PCゾーン”として従来のバイオカラーと同様の濃い目の色を、メモリースティックスロットなどさまざまな端子を装備した部分は“エンターテインメントゾーン”として従来より白っぽいカラーとなっている。液晶ディスプレー部分の開きかたも変更され、開くとディスプレー部が本体背面に多少滑り込むようになっている



同社はバイオノートSR用に、従来のバイオノート505用のバッテリーパックの約2.3倍の容量を持ちながらコンパクトな“スタミナバッテリー(L)”を開発、これにより、従来の505モデルと本体サイズがほぼ同じでありながら、バッテリー駆動時間が3〜5時間となっている。

また、SRシリーズは、著作権保護技術“MagicGate”を採用したIC記録メディア『マジックゲート メモリースティック』に対応しており、専用のスロットを本体左側に装備している。また、音楽ファイル管理ソフト『OpenMG Jukebox』と、メモリースティック内のデータを表示できる専用ビューアー『VisualFlow』が付属する。

OpenMG Jukeboxは、音楽CDからの楽曲の取り込みや、音楽配信サイトからインターネットを通じての音楽データの購入が行なえる。また『マジックゲート メモリースティック』に音楽データを書き出すことも可能。『VisualFlow』は、メモリースティック内の静止画/動画をPC画面上で閲覧できるソフト。メモリースティックの抜き差しの自動検出に対応しており、メモリースティックをスロットに挿入するだけで自動的にデータが画面に表示される。

今回発表したのは、『PCG-SR9/K』と『PCG-SR1/BP』の2モデル。

『PCG-SR9/K』は、CPUにSpeedStepテクノロジー対応のモバイルPentium III-600MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載する。グラフィックアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicMedia256XL+(NM2380)で、ビデオメモリーは6MB(ビデオチップに内蔵)。10.4型XGA対応のポリシリコンTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。OSはWindows 2000 Professionalで、バッテリー駆動時間はバッテリー(L)利用時で3.5〜5.5時間。

『PCG-SR1/BP』は、CPUにモバイルCeleron-450MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と6GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載する。グラフィックアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicMedia256AV+(NM2230)で、ビデオメモリーは3MB(ビデオチップに内蔵)。10.4型SVGA対応のポリシリコンTFTカラー液晶ディスプレー(800×600ドット/1677万色)を装備し、CD-ROMドライブ『PCGA-CD51』を同梱する。OSはWindows 98 Second Editionで、Microsoft Office 2000 Prosonalが付属する。バッテリー駆動時間はバッテリー(L)利用時で3〜5時間。

2モデルとも、インターフェースはUSB、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、ディスプレーアダプター専用端子。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)で、56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を内蔵する。本体サイズは幅259×奥行き209×高さ32.1mm、重量は1.34kg。

価格は2モデルともオープンプライス。推定小売価格は、『PCG-SR9/K』が28万円前後、『PCG-SR1/BP』が20万円前後。『PCG-SR9/K』が6月中旬発売、『PCG-SR1/BP』が5月27日発売となっている。

バイオノートXR
“バイオXRシリーズ”は、ハイエンドモデルのA4ノートPCで、今回発表したのは『PCV-XR9E/K』、『PCG-XR7E/K』、『PCG-XR1E/BP』の3モデル。『PCV-XR9E/K』と『PCG-XR7E/K』の上位2モデルは、OSがWindows 2000 Professionalとなっている。また、従来モデルに装備していた赤外線通信ポートを今回から外し、パワーアップステーションを別売にするなど付属品を変更したことで、従来モデルより低価格となっている。

『PCG-XR9E/K』は、CPUにSpeedStepテクノロジー対応のPentium III-650MHzを採用し、メモリーを128MB(SDRAM)、HDDを18GB(Ultra-ATA対応)搭載する。14.1型のXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備している。本体サイズは幅308×奥行き261.2×高さ45mm。重量は2.8kg。OSはWindows 2000 Professionbal。

『PCG-XR7E/K』は、CPUにSpeedStepテクノロジー対応のPentium III-600MHzを採用し、メモリーを64MB(SDRAM)、HDDを18GB(Ultra-ATA対応)搭載する。14.1型のXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備している。本体サイズは幅308×奥行き261.2×高さ45mm。重量は2.8kg。OSはWindows 2000 Professionbal。

『PCG-XR9E/K』および『PCG-XR7E/K』。ディスプレーが14.1型のため、本体サイズぎりぎりまで画面部分に利用されている
『PCG-XR9E/K』および『PCG-XR7E/K』。ディスプレーが14.1型のため、本体サイズぎりぎりまで画面部分に利用されている



『PCG-XR1E/BP』は、CPUにモバイルCeleron-500MHzを採用し、メモリーを64MB(SDRAM)、HDDを12GB(Ultra-ATA対応)搭載する。13.3型のXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備している。本体サイズは幅303×奥行き250.7×高さ45mm。重量は2.7kg。OSはWindows 98 Second Edition。Microsoft Office 2000 Personalをプレインストールしている。

『PCG-XR1E/BP』。ディスプレーが13.3型で、他2モデルに比べて画面が小さめ
『PCG-XR1E/BP』。ディスプレーが13.3型で、他2モデルに比べて画面が小さめ



3モデルとも、読み出し20倍速/書き込み4倍速のCD-RWドライブと、3.5型FDD(1.44MB/1.2MB/720KB)を装備する。グラフィックアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicMedia256XL+(NM2380)で、ビデオメモリーは6MB(ビデオチップに内蔵)。PCカードスロットはTypeIIIまたはTypeII×2(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。インターフェースは、プリンターポート、USB、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、パワーアップステーション/FDD用コネクター。バッテリー駆動時間はバッテリーパック(S)利用時で2.5〜3.5時間。

価格は3モデルともオープンプライス。推定小売価格は、『PCG-XR9E/K』が38万円前後で6月3日発売。『PCG-XR7E/K』が32万円前後で7月下旬発売。『PCG-XR1E/BP』が27万円前後で5月27日発売。

バイオノートF
バイオノートFシリーズは、A4サイズノートPCのベーシックモデルで、CPUにSpeedStepテクノロジー対応のモバイルPentium III-600MHzを採用した『PCG-F66/BPK』と、モバイルCeleron-550MHzを採用した『PCG-F60/BP』の2モデルが用意されている。2モデルともオープンプライス。

2モデルとも、64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載。24倍速CD-ROMドライブと3.5型FDD(1.44MB/1.2MB/720KB)を装備する。PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。インターフェースは、プリンターポート、シリアルポート、PS/2、USB×2、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、ポートリプリケーター用コネクター。バッテリー駆動時間は、バッテリーパック(S)利用時で2〜3時間。Microsoft Office 2000 Personalがプレインストールされている。

『PCG-F66/BPK』は、グラフィックアクセラレーターが米NeoMagic社製のMagicMedia256XL+(NM2380)で、ビデオメモリーは6MB(ビデオチップに内蔵)。15型XGA対応のTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備している。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ54.1mm、重量は3.1kg。OSはWindows 2000 Professional。6月3日発売で、推定小売価格は32万円前後。

15型ディスプレーの『PCG-F66/BPK』
15型ディスプレーの『PCG-F66/BPK』



『PCG-F60/BP』は、グラフィックアクセラレーターが米NeoMagic社製のMagicMedia256AV+(NM2230)で、ビデオメモリーは3MB(ビデオチップに内蔵)。14.1型XGA対応のTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備している。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ46.9mm、重量は2.9kg。OSはWindows 98 Second Edition。5月27日発売で、推定小売価格が25万円前後。

14.1型ディスプレーの『PCG-F60/BP』
14.1型ディスプレーの『PCG-F60/BP』



バイオノートZ505
B5サイズノートPCの“バイオノート505”シリーズの新製品は、『PCG-Z505GR/K』と『PCG-Z505G/BP』の2モデルが用意されている。

“バイオノートZ505”。本体デザインは従来モデルと同じ
“バイオノートZ505”。本体デザインは従来モデルと同じ



2モデルとも、バイオノートSRと同様、『マジックゲート メモリースティック』に対応しており、専用スロット×1を本体に装備している。さらに従来モデルと同様に、ジョグダイヤルと100BASE-TX/10BASE-T対応のネットワークコネクターも装備する。

12.1型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を搭載。インターフェースは、USB×2、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、i.LINKポートリプリケーター/ディスプレーアダプター用端子。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。本体サイズは幅275×奥行き226×高さ29.3mm、重量は1.7kg。

『PCG-Z505GR/K』は、CPUにSpeedStepテクノロジー対応のモバイルPentium III-650MHzを採用し、128MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載する。グラフィックアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicMedia256XL+(NM2380)で、ビデオメモリーは6MB(ビデオチップに内蔵)。また、赤外線通信ポート(IrDA1.1準拠)を装備する。バッテリー駆動時間はバッテリーパック(M)利用時で1〜2時間。OSはWindows 2000 Professionalをプレインストールする。

『PCG-Z505G/BP』は、CPUにモバイルCeleron-500MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と9GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載する。グラフィックアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicMedia256AV+(NM2230)で、ビデオメモリーは3MB(ビデオチップに内蔵)。CD-ROMドライブ『PCGA-CD51』を同梱する。バッテリー駆動時間はバッテリーパック(M)利用時で1〜2時間。OSはWindows 98 Second Editionで、Microsoft Office 2000 Personalをプレインストールする。

2モデルとも5月27日発売。価格はオープンプライスで、推定小売価格は、『PCG-Z505GR/K』が29万円前後、『PCG-Z505G/BP』が25万円前後。

(編集部 桑本美鈴)


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