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富士通、ネットワーク対応の高速読み取りA3モノクロスキャナーを発売

2000年05月17日 00時00分更新

文● 編集部

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富士通(株)は16日、企業向けにA3両面読み取りモノクロスキャナー『VSP330N』と『VSP330』を発売したと発表した。価格はそれぞれ110万円と95万円。出荷はともに7月末の予定。



両製品は、A3用紙両面読み取り対応のフラットベッド+原稿自動搬送(ADF)方式のモノクロスキャナー。『VSP330N』は、LANインターフェースを標準搭載する。これにより、ネットワークを介し自席のパソコン画面上でスキャナーを直接操作できる。また、サーバーを利用したファイル転送や電子メールへのファイル添付などの形態で、自動的に自席のパソコンにイメージデータを転送できるなど、オフィス内でスキャナーの共用が図れるという。『VSP330』は『VSP330N』のLANインターフェースの代わりに、SCSIインターフェースを搭載するモデル。そのほかの仕様は共通で、読み取り形式はADF+フラットベッド。読み取り面は片面、もしくは両面。原稿サイズは、ADFが最大A3で、フラットベッドは最大A4。読み取り階調は256階調(8bit)。A4サイズを200dpiで読み込んだ時の読み取り速度は、両面が毎分90面で、片面のみは毎分50枚。連続読み取りは最大100枚(ADF使用時)。読み取り解像度は最大800dpi。電源は100/240V。サイズは幅696×奥行き521×高さ234mmで、重さは約22kg。TWAINに対応する。

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