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春に4チャンネル版IDE RAIDカード「FastTrak100Tx4」が登場――台湾でPromise新製品群を公開


2001年1月15日

米Promise Technology社(以下Promise)は12日、台湾・新竹の新オフィスにおいて、新工場の落成式と新製品の展示会を行ない、150MB/秒のデータ転送速度を実現できるという4チャンネル版IDE RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)カード「FastTrak100Tx4」などの新製品を公開した。そのほか、ジェームス・リー(James Lee)社長は、IEEE1394版やSerial ATA版のコントローラーカードについても言及した。

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Promiseの新オフィスが入っているビル。新工場は新オフィス内に設けられる。新オフィスへの引越しは2週間前から行なわれており、旧工場が手狭になったために新工場が必要だったという

「FastTrak100Tx4」は最高200MB/秒の転送速度!?

IDE RAIDカード「FastTrak」などの製品は、日本では国内総代理店の(株)シネックスを通して提供されている。それらの新製品が、新工場落成式にあわせて披露された。「FastTrakシリーズ」では、「FastTrak100Tx4」「同TX2」「同LP」が初公開となった。最高グレードの「FastTrak100Tx4」は、Ultra ATA/100/66/33あるいはEIDEのHDDを接続できるポートを4チャンネル持つ製品だ。ASICの「PDC20270」を2つ搭載することにより、4チャンネル、最高8台のHDDの接続を実現できるという。

RAIDは、0、1、0+1に対応しており、β版で約127MB/秒(RAID 0)を実現していた。製品版ではこれが150MB/秒になるという。説明書きでは、さらにその上をいく“最高200MB/秒”を謳っていた。

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FastTrak100Tx4

「同TX2」のほうは、2チャンネル版でこちらは4台のHDDに対応している。展示では約70MB/秒の転送速度を示していた。「同LP」は、「同TX2」同等の性能を持つ2Uのラックマウントサーバ向けの製品となっている。

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FastTrak100TX2

これらの製品は、3月下旬か4月頭ごろに製品版が登場する予定という。価格は未定だが、プロダクトマーケティングマネージャーのRichard Chang氏は「従来からのFastTrak製品の価格帯(1〜2万円の価格帯)で出したい」と語った。

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FastTrak100Tx4と同TX2の速度を比較していた展示

Ultra ATAのHDDを利用したUltra2 SCSI RAID製品

Promiseは、プロトタイプながら、SCSI対応のHDDに比べて値ごろ感のあるUltra ATA対応のHDDを利用して、Ultra2 SCSI対応のRAIDを実現できる製品「UltraTrak100TX4」「同TX8」を展示した。

残念ながら写真の撮影は許可されなかったが、4台または8台のHDDを内蔵したタワー型の製品となっている。TX4が4チャンネルで4台のHDDを内蔵し、TX8が8チャンネルで8台のHDDを内蔵している。RAIDは、0、1、0+1、3、5に対応しているという。


すでにIEEE1394版が準備OK!?

「Promiseは、IDE RAIDに100パーセントフォーカスしていく」(Lee社長)としているが、ATA規格が永続するとは限らない。事実、12月にはSerial ATA規格のドラフト案が公開されたりしている。

これについてLee社長は、「Serial ATAについては、もちろん考えている。コストの問題やタイミングがクリアできれば、製品を投入するだろう。IEEE1394版のコントローラーカードはすでに用意はできている。もしSerial ATAの製品投入までに間が空くようであれば、IEEE1394版をワンクッション入れるかもしれない。ドライブメーカーがIEEE1394対応ドライブを出荷してくれれば、いつでも出荷できる」と、明らかにした。

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式典で講演するLee社長

このほか、2001年に投入予定のASIC「PDC20621」「PDC20620」を利用したIDE RAIDカードの「FastTrak100SX4」「同 Lite」は、FastTrakの価格帯でRAID 5に対応したカードになる予定という。ただ、FastTrakのユーザー層がRAID 5(データおよびパリティの両方を分散記録する方式)を必要としているかどうかそちらのほうが問題かもしれない。

(編集部)


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