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ソニー、ホームシアター専用ビデオプロジェクター『VPL-VW11HT』を発売

2001年05月01日 21時12分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は1日、ホームシアター専用LCDビデオプロジェクター『VPL-VW11HT』を7月1日に発売すると発表した。

『VPL-VW11HT』
投射距離2.9メートルで90インチの画面を投影できる『VPL-VW11HT』

『VPL-VW11HT』は、1.35インチのポリシリコンTFTワイドLCDパネル(約105万画素×3)を利用した3原色液晶シャッター投射方式のビデオプロジェクター。ホームシアター向けに画像の暗部が白っぽくなる“黒浮き”を抑えた“シネマブラックモード”を搭載する。また、高画質化のために、通常のテレビ放送やDVDなどのNTSC画像を水平・垂直方向に2倍の密度に高精細化する独自の“DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション-マルチファンクション)”回路のほか、フィルム素材に対して自動でプログレッシブ処理を施す“シネマモーション”や“3Dガンマ補正”回路を搭載する。

200WのUHPランプを搭載し、光出力は1000ANSIルーメン。投影画面は、40型から300型に相当する。解像度はビデオ入力時が750本で、ハイビジョン入力時が1100本、RGB入力時は1366×768ドットとなる。水平同期信号は15~91kHz、垂直同期信号は50~85Hzに対応する。入力は、コンポジットビデオ(RCAピン)、Sビデオ(ミニDIN4ピン)、RGB(コンポーネント)、HDTV(5ピン×2系統)に対応する。カラー方式は、NTSCのほか、PALやSECAMなどにも対応。本体サイズは、幅395×奥行き427×高さ168mmで、重量は約8kg。消費電力は最大300W。

同社は、『VPL-VW11HT』をホームシアター用プロジェクターのスタンダードモデルに位置づけ、市場の拡大を図っていくとしている。

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