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松下と松下寿、“ラインスキャン”対応のUSBモバイルスキャナーを発売

2001年07月13日 23時11分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)と松下寿電子工業(株)は13日、“ラインスキャン”に対応したモバイルスキャナー“Zscan+(ズィースキャンプラス)”として『LK-RS300U2(パールラベンダー)』『LK-RS300U2-W(パールホワイト)』の2製品を8月3日に発売すると発表した。価格オープン。

モバイルスキャナー“Zscan+”
モバイルスキャナー“Zscan+”。左が『LK-RS300U2-W(パールホワイト)』、右が『LK-RS300U2(パールラベンダー)』

『LK-RS300U2』と『LK-RS300U2-W』は、Zの文字を描くようにスキャンする従来の“Zscan”に加えて、左から右に複数回に分けてスキャンしたデータを自動的にリアルタイムでパソコンの画面に表示する“ラインスキャン”に対応したのが最大の特徴。これにより紙の端に書かれたような情報も取り込めるようになったという。スキャンの際の移動速度が一定でなくてもTWAINドライバーが自動補正する機能も備えている。最大でA3サイズの読み取りが可能で、ボトルのラベルのような曲面の読み取りも行なえる。

読み取りには、RGB-LED光源を切り替えるCCDイメージセンサー方式を採用し、読み取り幅は54mm。解像度は300dpi(主走査)×300dpi(副走査)。RGB各色8bitの取り込みが可能。読み取り速度は、300dpiのときに毎秒10cm、150dpiでは毎秒20cm。

インターフェースはUSB1.1準拠で、電源もUSBから供給を受ける。消費電力は約2W。本体サイズは、幅24×奥行き99×高さ36mm、USBアダプター部は幅46×奥行き137×高さ20mm。対応機種はPC/AT互換機とPC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000。製品には、“ラインスキャン”対応『Z scan+ driver』と、(株)PFUの名刺管理/文字認識/ファイリングソフト『Scanbox V3.0』 が付属する。

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