カシオ計算機(株)は17日、モバイルパソコン“CASSIOPEIA FIVA(カシオペア ファイバ)”の企業専用モデルとして、Crusoe TMS5600-500MHzとWindows 2000を搭載した『CASSIOPEIA FIVA MPC-225』を8月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。
『CASSIOPEIA FIVA MPC-225』 |
『CASSIOPEIA FIVA MPC-225』は、OSにWindows 2000 Professionalを搭載し、システムトラブルにより起動できなくなった場合に本体のスイッチを切り替えて電源を再投入すれば、バックアップしておいた環境に復元できる“リカバリシステム”を搭載したのが特徴。
8.4インチTFT液晶ディスプレー(800×600ドット1677万色表示)、160MBのメモリー、20GBのHDDを内蔵し、インターフェースは、USB、PCカードスロット(Type II)、CFカードスロット(Type II)、100BASE-TX/10BASE-T、モデム(V.90/K56flex)、IEEE1394、RGB(専用ケーブル付属)などを搭載する。なお、HDDはあらかじめリカバリシステム専用に5MBが割り当てられている。
電源はリチウムイオンバッテリーで、標準バッテリーでは約4.5時間、大容量バッテリーでは最大約9時間の使用が可能。ACアダプター(100~240V対応)が付属する。本体サイズは、幅223×奥行き197×高さ21mm、重量は約990g。