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ソニー、“バイオノートGR”の新機種『PCG-GR7/K』を発売

2001年08月23日 15時58分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は23日、7月17日に発表した“バイオノートGR”の追加機種となる『PCG-GR7/K』を発表した。

PCG-GR7/K
“バイオノートGR”の新機種『PCG-GR7/K』。本体デザインは既存製品と同じ

“バイオノートGR”は、映像や音楽を堪能できる高性能と、薄型/軽量による機動性、使いやすさを追求した操作性/拡張性を重視したバイオノートのフラグシップモデル。今回発表された『PCG-GR7/K』は、既存製品『PCG-GR9/K』の下位モデルで、CPUにモバイルインテルPentium III-M-1GHzを採用している。その他の本体仕様はPCG-GR9/Kと同じ。

PCG-GR7/Kその2
『PCG-GR7/K』。既存のPCG-GR9/KがCPUにモバイルインテルPentium III-M-1.13GHzを搭載しているのに対し、『PCG-GR7/K』は同1GHzを採用している

128MBのメモリー(SDRAM)と30GBのHDD(Ultra ATA/66)を搭載し、チップセットはIntel 830MPチップセット、グラフィックスアクセラレーターはカナダのATIテクノロジーズ社製MOBILITY RADEON-Mで、ビデオメモリーは8MB(ビデオチップに内蔵)。

ディスプレーは14.1型SXGA+対応TFTカラー液晶(1400×1050ドット/1677万色)を搭載し、CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ(CD-ROM/R読み込み24倍速、CD-RW読み込み12倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速)を備えている。なお、CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブは着脱可能。FDDは別売オプション(『PCGA-UFD5』:USB接続)となっている。

インターフェースは、USB×3、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、プリンターポート、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、AV出力。マジックゲート対応メモリースティックスロットを装備する。

PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付きセンタージョグ。

OSはWindows 2000 Profesional。フォトレタッチソフト『Adobe Photoshop Elements』、動画編集ソフト『Adobe Premiere 5.1LE』、動画編集ソフト『MovieShaker Ver.3.0』、ライブ発信ソフト『URecSight Ver.1.3』、DV入出力ソフト『DVgate Ver.2.3』、音楽ファイル管理再生ソフト『OpenMG Jukebox Ver.2.1J for VAIO』、自動演奏ソフト『MusicShaker Ver.1.3』などが付属する。

バッテリー駆動時間は、バッテリー1個搭載時で2~3時間、バッテリー2個搭載時で4~6時間。本体サイズは幅312×奥行き261.2×高さ36.7mm、重量はバッテリー1個とCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ搭載時で2.9kg。

『PCG-GR7/K』は9月1日発売で、価格はオープンプライス。推定小売価格は29万円前後。

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