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ソニー、エンターテインメントロボット“AIBO”に“ラッテ”と“マカロン”を追加

2001年09月05日 15時51分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は5日、エンターテインメントロボット“AIBO”に、“ラッテ(LATTE)”『ERS-311』と“マカロン(MACARON)”『ERS-312』の2機種を追加すると発表した。22日に発売し、価格は9万8000円。12日から店頭での予約を開始する。併せて、同社から既存モデルを含む“AIBO”の店頭販売も開始すると発表した。従来同様、ソニー(株)のインターネットと電話による受注は、12日の午前10時から、“AIBO”ホームページと“AIBO ショップ”(TEL.0570-OO8811)で行なう。

“ラッテ”『ERS-311』と“マカロン”『ERS-312』
“ラッテ”『ERS-311』(左)と“マカロン”『ERS-312』(右)

ラッテとマカロンは、音声認識機能では従来の約1.5倍の約75種類の言葉を認識できるようにしたほか、オーナーの名前を覚える機能、AIBOの言葉でAIBO同士がコミュニケーションをとる機能、鼻先に手をかざすと距離センサーにより音を生成する“サウンドインタラクション”機能などが追加されている。そのほか、テレビ/ラジオ/インターネットなどのメディアから流れる特定のメロディー信号に反応する“メディアリンク”機能(AIBOフレンド)も搭載する(フジテレビで10月から『ピロッポ』を放映)。また、頭部の角ランプで感情を表現したり、「写真撮って」と言うと、口のCMOSイメージセンサーで7枚まで写真を撮影したりする機能も搭載する。

ラッテとマカロンでは、別売のメモリースティックによる専用ソフトウェア『AIBO-ware』で性格や機能を決定できるようになっており、性格変化を楽しむ“AIBOフレンド”『ERF-310AW06J』と、“成長を楽しむAIBOライフ”『ERF-310AW01J』の2種類を用意する。『ERF-310AW06J』を本体に装着すると、ラッテは“素直でおっとり”した性格に、マカロンは“陽気でやんちゃ”な性格になるように設定されている。『ERF-310AW01J』は、性格設定に関係なく、幼児から成年まで8つの成長ステージを楽しむためのプログラムを収録している。価格は9000円。

両機種とも64bitRISCプロセッサー、32MBメモリー、10万画素CMOSイメージセンサー、赤外線方式距離センサー、加速度センサー、振動センサー、傾斜センサーを内蔵する。動きの自由度は、頭が3、脚部が3×4脚の計15。消費電力は約5W。動作時間はリチウムイオンバッテリーで約2.5時間。本体サイズは、幅177×奥行き240×高さ280mm、重量は約1.5kg。バッテリーとACアダプターが付属する。

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