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ナナオ、“EIZO”ブランドのLCD/CRTディスプレーを発表――クライアント管理ソフトも発売


2001年9月19日

(株)ナナオは19日、“EIZO”ブランドの新製品として、16インチの液晶カラーディスプレー『FlexScan L465』と15インチの『FlexScan L375』、21インチCRTディスプレー『FlexScan T965』を発表した。同時に、すでに販売している19インチと17インチのCRTディスプレーにブラックモデルを追加した。ディスプレーの価格はすべてオープン。併せて、サーバーからディスプレーを含むクライアントパソコンを一元管理するためのソフトウェア『Screen Administrator』を発売すると発表した。価格は10クライアントライセンス付きで2万5000円。

『FlexScan L465』(左)と『FlexScan L465-BK』(右)
『FlexScan L465』(左)と『FlexScan L465-BK』(右)

『FlexScan L465』は、コントラスト比が400:1の16インチカラーTFT液晶パネルを搭載した液晶ディスプレー。画素ピッチは0.248mm。解像度は1280×1024ドットで1677万色表示に対応する。輝度は250cd/m2で、応答速度は45ミリ秒。視野角は上下130度で、左右が160度。従来機種『L461』に比べて約17.4%色再現性を向上させ、色再現規格の“sRGB”にも対応したという。

入力はアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)とデジタルのDVI-D(24ピン)k 2系統を装備する。水平同期周波数はアナログが24.8k〜80kHz、デジタルが31.5k〜64kHz。垂直同期周波数はアナログが50〜75Hz、デジタルが60Hz(VGAテキスト時70Hz)。フロント部分に内蔵するスピーカーは1W×2。電源はAC100〜120V/200〜240Vで、消費電力は45W。本体サイズは幅370×奥行き157×高さ398mm、重量は5kg。各種のエルゴノミクス規格や安全規格に準拠している。本体カラーが“セレーングレー”の『FlexScan L465』とブラックの『FlexScan L465-BK』の2製品を用意する。発売は10月18日。店頭予想価格は8万5000円前後。

“SlimEdge”テクノロジーによるデザインでフレーム部分を狭くした『FlexScan L375-BK』(左)と『FlexScan L375』(右)
“SlimEdge”テクノロジーによるデザインでフレーム部分を狭くした『FlexScan L375-BK』(左)と『FlexScan L375』(右)

『FlexScan L375』は、コントラスト比が450:1の15インチカラーTFT液晶パネルを搭載した液晶ディスプレーで、主に企業での利用を想定したモデル。画素ピッチは0.297mm。解像度は1024×768ドットで1677万色表示に対応する。輝度は300cd/m2で、応答速度は25ミリ秒。視野角は上下150度で、左右が160度。従来機種に比べて約16%色再現性を向上させたという。

入力はプライオリティー機能付きのDVI-I(29ピン)×2で、USB Hub機能を持つUSBポートも装備する(アップストリーム×1/ダウンストリーム×2)。水平同期周波数はアナログが31k〜61kHz、デジタルが31k〜49kHz。垂直同期周波数はアナログが50〜85Hz、デジタルが60Hz(VGAテキスト時70Hz)。電源はAC100〜120V/200〜240Vで、消費電力は35W。本体サイズは幅340×奥行き175×高さ369mm、重量は4.3kg。本体カラーが“セレーングレー”の『FlexScan L375』とブラックの『FlexScan L375-BK』の2製品を用意する。発売は9月25日。店頭予想価格は8万円前後。

『FlexScan T965』(左)と『FlexScan T965-BK』(右)
『FlexScan T965』(左)と『FlexScan T965-BK』(右)

『FlexScan T965』は、21インチの平面タイプのアパーチャグリルCRT“FDトリニトロン”を搭載したディスプレー。アパーチャーグリルピッチ(AGピッチ)は0.24mm。水平同期周波数は30〜130kHz、垂直同期周波数は50〜160Hz。推奨解像度は1600×1200ドット(垂直同期周波数100Hz)、最大解像度は2048×1536ドット(同80Hz)となっている。入力はミニD-Sub15ピンとBNC×5の2系統で、USB Hub機能を持つUSBポートも装備する(アップストリーム×1/ダウンストリーム×4)。

“FineContrastII機能”として、テキスト表示やブラウザーの表示、ムービーなどに合わせた画像モードのほか、“sRGBモード”、画面上の一部分(ウィンドウ内)を高輝度表示する“WindowsMovieモード”などを設定できる。また、アプリケーションごとにモード設定が行なえる“ActiveGamma”機能も搭載する。

電源はAC100〜120V/200〜240Vで、消費電力は160W。本体サイズは幅494×奥行き520×高さ486mm、重量は36kg。“セレーングレイ”の『FlexScan T965』を9月25日に、ブラックの『FlexScan T965-BK』を10月25日に発売する。店頭予想価格はT965が12万円前後、T965-BKが13万円前後。

『FlexScan T765-BK』
『FlexScan T765-BK』

新たにブラックモデルを追加したCRTディスプレーは、19インチの『FlexScan T765-BK』と17インチの『FlexScan T565-BK』の2製品。『FlexScan T765-BK』は、平面タイプのアパーチャグリルCRT“FDトリニトロン”を搭載する。推奨解像度は1280×1024ドットで、最大解像度は1920×1440ドット。『FlexScan T565-BK』は、平面タイプのアパーチャグリルCRT“ダイヤモンドトロン M2管”を搭載する。推奨解像度は1280×1024ドットで、最大解像度は1600×1200ドット。ともに9月25日に発売する。店頭予想価格はT765-BKが7万円前後、T565-BKが4万3000円前後。

『Screen Administrator(スクリーン・アドミニストレータ)』は、サーバーコンピューターからネットワークで接続されたクライアントシステムを一元管理するためのソフトウェア。このソフトに対応したディスプレーを利用していれば、ディスプレーの資産管理、画像調整、セキュリティーなどをリモートで管理できる。資産管理では、設置場所や固有の資産番号などを管理可能で、電源管理やオートアジャスト機能の実行などをサーバーから行なえるほか、セキュリティー機能として設定解除を行なわずにネットワーク上から切り離した場合にディスプレーの映像表示を行なえなくする盗難防止に利用できる機能も搭載する。また、クライアントのディスプレーにメッセージを表示することもできる。現時点では、9月25日発売の『FlexScan L375』がこれらの機能に対応しており、今後対応機種を増やすとしている。

(編集部)


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