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NTTドコモ、『N2001』などFOMA対応端末3タイプとオプションを発売

2001年09月25日 20時24分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは25日、第3世代の移動通信システム“FOMA”に対応した携帯端末として携帯電話機型の『FOMA N2001』とカメラ搭載型の『FOMA P2101V』、データ通信カード型の『FOMA P2401』、FOMA対応のデータ通信カード・ケーブル『FOMA Mobile Card N2』『FOMA USB Cable』を、10月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、サービスエリアである都心から半径約30km圏内のドコモショップなどで販売する。

左から『FOMA N2001』(シルバーとレッド)、『FOMA P2101V』(ブルー/ゴールド)
左から『FOMA N2001』(シルバーとレッド)、『FOMA P2101V』(ブルー/ゴールド)

『FOMA N2001』は、高速iモードのほか、オプションのデータ通信カード・ケーブルを利用すれば、最大で下り384kbps/上り64kbpsのパケット通信が可能な“スタンダードタイプ”のFOMA端末。64kbpsの回線交換方式のデータ通信にも対応する。音声通話とパケット通信を同時に行なえる“マルチアクセス”のほか、FOMA端末間で短文テキスト送信が可能な“ショートメッセージサービス(SMS)”にも対応する。本体サイズは幅52×奥行き20×高さ103mm、重量は約105g。連続通話時間は約90分、連続待ち受け時間は約55時間。本体カラーはシルバーとレッドの2種類。オプションの電池パック/ACアダプター/卓上ホルダーの標準セットの価格は7300円。

『FOMA P2101V』は、カメラ機能を搭載し、最大で下り384kbps/上り64kbpsの通信が可能な“ビジュアルタイプ”のFOMA端末。64kbpsの回線交換方式のデータ通信にも対応する。内蔵するカメラでは動画と静止画の撮影が行なえるほか、64kbpsのTV電話機能も利用できる。iアプリのコンテンツサイズは最大30KB。本体サイズは、幅104×奥行き35×高さ104mm、重量は約150g。連続通話時間は、音声通話時が約100分、テレビ電話時が約70分。本体カラーは“ブルー/ゴールド”。オプションの電池パック/ACアダプター/卓上ホルダー/平型スイッチ付イヤホンマイクの標準セットの価格は1万4300円。

『FOMA P2401』『FOMA P2401』

『FOMA P2401』は、PCカード(TypeII)一体型の“データタイプ”のFOMA端末。下り最大384kbps/上り64kbpsのパケット通信と64kbpsの回線交換方式のデータ通信に対応し、音声通話機能は搭載していない。本体サイズは幅56×奥行き120×高さ56mm、重量は約50g。電源はPCカードスロットから供給を受ける(DC5V)。消費電力は最大で約2.5W。対応OSは、Windows 98/Me/2000。

『FOMA Mobile Card N2』
『FOMA Mobile Card N2』

FOMA対応データ通信カード『FOMA Mobile Card N2』は、N2001とパソコンを接続して、パケット通信と回線交換方式の64kbpsデータ通信を行なうためのPCカード(TypeII)とケーブルのセット。P2401外部アンテナ付き専用ケースを同梱する。データ通信ケーブル『FOMA USB Cable』は、パソコンのUSBポートとN2001を接続してパケット通信を行なうためのケーブル。

『FOMA USB Cable』『FOMA USB Cable』

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