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三洋、SMMCに直接録音できる携帯型“デジタルメモリレコーダー”を発売

2001年09月28日 22時04分更新

文● 編集部

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三洋テクノ・サウンド(株)は28日、SDMIに準拠した携帯型の“デジタルメモリレコーダー”として、“SDMI(Secure Digital Music Initiative)”規格準拠の著作権保護に対応した『SSP-PD77R』を11月21日に発売すると発表した。価格は4万3000円。

『SSP-PD77R』『SSP-PD77R』

『SSP-PD77R』は、オーディオ機器と光デジタルケーブルやアナログケーブルで接続することで、パソコンを使わずに直接セキュアマルチメディアカード(SMMC)に録音できるのが最大の特徴。圧縮方式はMP3とWMAに対応し、Windows Media Audio8の3倍モード再生も可能。録音時間は64MBのメディアの場合、高音質で約1時間、最長で2時間(WMA8では3時間)。MP3は128kbps/96kbps/64kbpsに対応する。連続再生時間は付属のニッケル水素電池で約6時間。

三洋電機(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、日本コロムビア(株)が進めている、移動体電話機に著作権を保護しながら音楽を配信する方式“ケータイdeミュージック”にも対応し、DDIポケット(株)の音楽配信サービス“SoundMarket”の利用も可能。また、パソコン用のアプリケーションソフト『MusicVoyager』が付属し、CDからMP3へのデータ変換や、データの整理、プレーヤー本体へのデータ転送などの機能が利用できる。

そのほか、パソコンのUSB端子から充電できる“USB充電機能”や、パソコンの補助記憶装置として利用する機能などを搭載する。電源はガム型ニッケル水素電池あるいはACアダプター。本体カラーはシルバーで、サイズは幅44.6×奥行き20.2×高さ90.6mm、重量は約48.5g(電池/メディア込みで約75g)。

パッケージには、専用USBケーブル、ケータイdeミュージック用のPIAFS接続専用ケーブル、ACアダプター、64MBのセキュアマルチメディアカード、パソコン用ソフトを収録したCD-ROMなどが付属する。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000。

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