このページの本文へ

エルザジャパン、メガネ不要の3次元立体視液晶ディスプレーを発表

2001年10月26日 17時13分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)エルザジャパンは25日、3次元立体視液晶ディスプレー『ELSA ECOMO 4D』を発表した。価格は480万円。同社の販売代理店を通じて、11月に受注を開始する。

『ELSA ECOMO 4D』
『ELSA ECOMO 4D』

同製品は、ユーザーが専用メガネを掛けることなく、液晶に表示した3次元映像を立体視できるというもの。複数の超小型プリズムで構成された“イメージセパレーター”により、左目用/右目用のハーフイメージを、重なることなく左右の目に投射。左右のハーフイメージは脳内で統合され、立体物として認識される。内蔵の2台のカメラによってユーザーの目の位置を計算し、プリズムを調整することで、ユーザーの目へと正確に投射する“アイトラッキングシステム”を搭載。ディスプレーは、18.1インチTFT液晶パネル(1280×1024ドットTrueColor表示)で、最大輝度が200cd/m2。コントラスト比が230:1で、視野角が水平140度/垂直110度。水平周波数が33~64kHz、垂直周波数が40~60Hz。ただし、ディスプレーで映像を出力するには、DVI出力をサポートしたグラフィックスカードである『ELSA GLoria III』または『Synergy III』が別途必要となる。

なお、エルザジャパンは、パソコン周辺機器メーカーである独エルザ社と、大阪市に本社を置くテクノロジー・ジョイント(株)との合弁会社で、1997年12月に設立された企業。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン