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キヤノン、USB 2.0対応のフラットベッドスキャナー『CanoScan D1250U2/D1250U2F』を発売

2001年10月31日 13時25分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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キヤノン(株)およびキヤノン販売(株)は31日、USB 2.0に対応したフラットベッドスキャナーの新製品として、『CanoScan D1250U2』および『同 D1250U2F』を発表した。

D1250U2は読み取り解像度1200dpiのHyperCCDセンサーを搭載したフラットベッドスキャナー。D1250U2Fは、D1250U2に35mmフィルム読取装置を装備したもの。

D1250U2
USB 2.0に対応したフラットベッドスキャナー『D1250U2』。本体カラーはアクアブルー

USB 2.0に対応したことで読み取り速度が向上し、600dpiモードでA4サイズを約30秒でスキャン可能。USB 1.1では約2分程度かかるため約4倍になったという。USB 2.0を使用する際の対応OSはWindows Me/2000/XP。なおUSB 1.1モードもサポートしており、その場合の対応OSはWindows 98/Me/2000/XPとなっている。

USB 2.0での動作要件は、同社が推奨する増設USB 2.0インターフェースカードとUSB 2.0スタックドライバーが必須となっている。9月末時点での同社推奨増設USB 2.0インターフェースカードは、アダプテックジャパン(株)の『USB2connect 3100/5100』。なお、推奨カードの追加についてはキヤノン販売のホームページで随時告知していくという。

D1250U2F
フィルム読取装置を装備した『D1250U2F』。本体カラーはアクアパープル

また、“オートトーン補正”機能を搭載しており、反射原稿やフイルムなどの原稿タイプを自動判別し、その原稿に適したトーン補正を行なえる。さらに反射原稿スキャン時には、原稿の暗い部分に付着したほこりなど小さな粒状ノイズをドライバーレベルで自動的に補正する“簡易ほこり補正”機能が動作する。

光学解像度は1200×2400dpi。ソフトウェアによる補完解像度は25~9600dpi。光源は冷陰極蛍光ランプ。カラー階調は入力が16bit、出力が8bit。最大読み取り原稿サイズはA4/レター(216×297mm)。

D1250U2の本体サイズは幅257×奥行き460×高さ61mm、重量は2.4kg。D1250U2Fの本体サイズは幅257×奥行き460×高さ71mm、重量は2.5kg。いずれも11月上旬発売で、価格はD1250U2が1万9800円、D1250U2Fが2万6800円。

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