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ナナオ、液晶ディスプレー一体型のシンクライアント『EIZO eClient 630L』を発売

2001年11月15日 14時57分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは15日、液晶ディスプレー一体型のシンクライアント“Windows-based Terminal”として『EIZO eClient 630L』を20日に発売すると発表した。ASPや一般オフィス向けに販売する。価格はオープン。

『EIZO eClient 630L』
『EIZO eClient 630L』

『EIZO eClient 630L』は、高輝度・高視野角の15インチ液晶パネルを搭載したシンクライアント。搭載する液晶パネルは、輝度が300cd/m2でコントラスト比が450:1、応答速度が25ミリ秒(立ち上がり6ミリ秒/立ち下がり19ミリ秒)となっており、視野角は上下150度、左右160度。画素ピッチは0.297mm。解像度は1024×768ドットで、26万色中256色あるいは6万5536色表示に対応する。CPUは300MHz動作としてしか公表されておらず、メモリーは64MBのSDRAMと32MBのフラッシュROMを実装。本体の側面にPCカードスロット(Type II)を搭載するほか、インターフェースとして背面に、PS/2×2、シリアル(ミニD-Sub9ピン)、パラレル(D-Sub25ピン)、10/100BASE-TX、ラインアウト/マイク、USB(ダウンストリーム)×2を装備する。ステレオスピーカーを内蔵する(1W×2)。

電源はAC100~120V、200~240Vで、消費電力は45W。本体サイズは幅395×奥行き164×高さ390mm、重量は5.2kg。冷却ファンやHDDなどの機械的な駆動部分を持つパーツを使用していないため、パソコンに比べ、静粛性と耐障害性にすぐれているとしている。

搭載するソフトウェアはWindows CE 2.12Jで、Windows-based Terminal Kit 1.5J Browser Add-onとシトリックス社のCitrix ICA Client 6.0も搭載する。PS/2対応の日本語109キーボードと2ボタンマウスが付属する。

オプションとして、ホストパソコン上でeClientを一元管理できるユーティリティーソフト『Network Administrator Ver.1.2』を用意する。

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