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ターボリナックス、Turbolinux 7搭載ミニノート『Libretto』を発表――東芝デジタルメディアエンジニアリングが販売

2001年11月29日 16時09分更新

文● 編集部

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ターボリナックス ジャパン(株)は29日、(株)東芝製のミニノートパソコン『Libretto L3』(PAL3060)に、同社のデスクトップ用Linux OS『Turbolinux 7 Workstation』をプレインストールした『TurbolinuxプリインストールPC』を、東芝デジタルメディアエンジニアリング(株)のウェブサイトを通じて19日に販売を開始したと発表した。出荷は12月10日に開始する予定で、価格は19万8000円。

『TurbolinuxプリインストールPC』は、1台のパソコンでWindows 2000とTurbolinux 7 Workstationの2つのOSを用途に応じて使い分けできるデュアルブート環境を提供する。インストール作業や初期設定は不要で、付属の専用リカバリーCD-ROMにより簡単に初期状態に戻せるという。

Turbolinux 7 Workstationは、リコーTrueTypeフォント(5書体)や日本語変換ソフト『ATOK』Linux版を搭載し、日本語デスクトップ環境の品質を最優先した製品。USB機器への対応も重視し、マウスやキーボードなどの周辺機器の選択肢が増えたという。

『Libretto L3』
『Libretto L3』

ハードウェア構成は、Crusoe TM5600-600MHz、128MBのSDRAMメモリー(最大256MB)、20GBのHDD、低温ポリシリコンワイドSXGA対応10インチTFTカラー液晶ディスプレーなど。128MBの専用メモリー(合計256MB)、専用ケースが付属する。最大駆動時間は、標準バッテリー使用時で4時間12分程度、大容量バッテリー使用時で12時間36分程度となる。サイズは幅268×奥行き167.2×高さ20.5(最薄部)mmで、重量は1.1kg。キーピッチは18mm、キーストロークは2mm。パーティション構成は、Windows 2000(NTFS)が10GB、Turbolinux(ext2)が8GB、Linux swap(swap)が0.5GB、共有エリア(FAT32)が約1GB。Turbolinux Workstationに60日間件数無制限のウェブおよび電子メールによるサポート、Libretto L3に1年間持ち込み修理保証が付属する。

オプション製品として、CD-ROMドライブ『Panasonic KXL-830AN-S』(2万4000円)、CD-R/RWドライブ『TOSHIBA PACDR002』(4万円)、USBマウス『TOSHIBA IPC5017A』(2500円)、PCカードモデム『FM560』(1万2800円)などを用意する。

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