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ソニー、“バイオ”デスクトップ春モデルを一斉発表――“バイオJX”が登場

2002年01月17日 15時04分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は17日、“バイオ”デスクトップパソコンの春モデル新製品を発表した。

従来のエントリーモデルのデスクトップパソコンシリーズ“バイオJ”が、今回よりデザインを一新、名称も“バイオJX”となった。省スペースで利用できる縦型のスリムタワータイプの筐体を採用し、これまでの親しみやすいデザインから、さまざまな部屋になじむようなシンプルで飽きのこないデザインに変更された。また、使用頻度の高い端子やスロット類を前面のドア内に装備している。

バイオJX
デザインを一新した“バイオJX”。前面にアクリルパネルを採用し高級感を出している。欧州の先進建築や家具の雰囲気をイメージしてデザインしたという

製品ラインナップは、15インチTFT液晶ディスプレーが付属する『PCV-JX10GL5』、『PCV-JX10BPL5』、『PCV-JX10L5』、17型FDトリニトロンディスプレーが付属する『PCV-JX10V7』の4モデルが用意されている。

PCV-JX10GL5は、MEPG-2リアルタイムエンコーダーボードを内蔵、TV録画/管理/再生統合ソフト『Giga Pocket Ver.4.5』をプレインストールした機種で、TV録画/再生を楽しめる。高画質モードで1GBに17分、標準モードで1GBに35分、長時間モードで1GBに95分の録画が可能。また、今回よりGiga PocketがデジタルCS(スカイパーフェクTV!)に対応、デジタルCSチューナーに付属している“AVマウス”(ビデオデッキとデジタルCSチューナーを連動させて予約録画するためのもの)と連動し、AVマウスから出力されたデータをバイオの赤外線受光部で受信して、Giga PocketでスカイパーフェクTV!の番組を録画できる。

なお、PCV-JX10BPL5は、Microsoft Office XP Personalをプレインストールしたモデルとなっている。

4モデルとも、CPUにCeleron-1.2GHzを採用、256MBのメモリー(SDRAM)と80GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 810E2チップセットで、グラフィックスアクセラレーターを内蔵する。ビデオメモリーはメインメモリーと共有。CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを装備しており、CD-ROM読み込み32倍速、CD-RW読み込み20倍速、DVD-ROM読み込み4倍速、CD-R/RW書き込み8倍速となっている。

外部接続端子(背面)は、キーボード、マウス、USB×2、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ディスプレー出力、モデム用モジュラージャック×2、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T対応)。

外部接続端子(前面)は、メモリースティックスロット、PCカードスロット(CardBus対応)、光デジタルオーディオ出力、i.LINK(S400)、USB×1。なお、PCV-JX10GL5は、ビデオ入出力、オーディオ入出力、TVアンテナ入力も備えている。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。本体サイズは幅170×奥行き365×高さ361mm(スタンド含む)。重量は、PCV-JX10GL5が8.1kg(スタンド含む)、PCV-JX10BPL5、PCV-JX10L5、PCV-JX10V7が8kg(スタンド含む)。

OSは4モデルともWindows XP Home Edition。また、付属アプリケーションとして、新たに『てきぱきマム家計簿3』や『特単 470 SE』が追加された。

4モデルとも2月2日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCV-JX10GL5が18万円前後、PCV-JX10BPL5が18万円前後、PCV-JX10L5が16万円前後、PCV-JX10V7が14万円前後。

なお、ソニースタイルドットコム・ジャパン(株)が運営するECサイト“ソニースタイル”では、バイオJXをチューンしたオリジナルモデル“バイオJX WORKS”を提供、各モデルとも本体のみの購入が可能となっている。

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