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東芝、超低電圧版モバイルPentium III-M-750MHz搭載B5ノート『DynaBook SS S4』など4機種を発表

2002年01月21日 16時09分更新

文● 編集部

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(株)東芝のデジタルメディアネットワーク社は21日、薄型/軽量のB5ノートパソコンとして個人・家庭向けの『DynaBook SS S4/275PNHW』を2月8日に、無線LAN搭載A4ノートの『DynaBook V4/493PMHW』と15インチ液晶ディスプレーとサブウーハー付きステレオスピーカー搭載のA4ノート『DynaBook G4/510PME』を2月1日に、企業向けのB5ノート『DynaBook SS 2000 DS75P/2』を2月上旬に発売すると発表した。

『DynaBook SS S4/275PNHW』
『DynaBook SS S4/275PNHW』

『DynaBook SS S4/275PNHW』は、筐体にマグネシウムとアルミニウムを採用し、最薄部が約14.9mmで重量が約1.19kgと、薄型化・軽量化を図ったB5ノートパソコンの新シリーズ。筐体のディスプレー側を背面から側面まで一体成形する“バスタブ構造”とし、さらに強度を高めたという。CPUに拡張版SpeedStepテクノロジー対応の超低電圧版モバイルPentium III-M-750MHz、チップセットにグラフィックスアクセラレーターを内蔵した米Trident Microsystems社の『CyberALADDiN-T』と台湾ALi社の『M1535B』(Southbridge)、ディスプレーに12.1インチの低温ポリシリコンTFT液晶パネル(1024×768ドット)を採用。世界58地域対応の56kbpsモデム(V.90対応)と10/100BASE-TX、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能(128bitWEP対応/Wi-Fi準拠)を標準で搭載する。メモリーは256MB(PC/133対応SDRAM)で、20GBの1.8インチHDD(Ultra ATA/66対応)を内蔵する。拡張スロットは、SDカードスロットとPCカードスロットを搭載し、インターフェースはUSB×2、RGB、マイク、ヘッドフォン、赤外線通信(IrDA)を装備する。

消費電力は最大約45W。標準バッテリーとして厚さ11mmのリチウムイオンポリマー電池を搭載し、駆動時間は約2.5時間(JEITA測定法1.0)。AC100~240V対応のACアダプターが付属する。オプションの『大容量バッテリパック』(PABAL007)を装着すれば最大8時間の利用が可能。PABAL007はリチウムイオンバッテリーを内蔵し、標準バッテリーと併用する形となる。本体サイズは幅289×奥行き229×高さ19.1mm。プレインストールOSはWindows XP Home Edition。製品には海外の38地域で無償保証が受けられる“制限付海外保証(ILW)”が付属する。価格はオープンで、編集部による予想販売価格は22万円前後。

『DynaBook V4/493PMHW』
『DynaBook V4/493PMHW』

『DynaBook V4/493PMHW』は、CPUにモバイルPentium III-M-933MHz、チップセットにCyberALADDiN-TとM1535Bを採用したA4ノートパソコン。14.1インチの“Super View”液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色対応)、バッファーアンダーランエラー防止機能を搭載したDVD&CD-RWマルチドライブ(CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き換え8倍速、DVD読み出し8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能を搭載する。メモリーは256MBで、HDDは30GB(Ultra ATA/66)。インターフェースは、USB×3、10/100BASE-TX、56kbpsモデム、i.LINK(IEEE1394)、光デジタルオーディオ、ビデオ出力ほかを装備する。カードスロットは、PCカード(TypeII)用とSDカード用を搭載する。

電源はリチウムイオンバッテリーで、消費電力は最大約60W。AC100~240V対応のACアダプターが付属する。本体サイズは幅314×奥行き279.5×高さ33.8mm。本体カラーには“シャンパンゴールド”を採用。プレインストールOSはWindows XP Home Edition。USB接続の専用FDDとワイヤレスマウスが付属する。マウスは単4電池×2本で約6ヵ月動作し、重量は約98g。受信部はパソコン本体に内蔵する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は24万円前後。

『DyanBook G4/510PME』
『DyanBook G4/510PME』

『DyanBook G4/510PME』は、Pentium III-1GHz、インテル815チップセットを採用し、グラフィックスアクセラレーターに米NVIDIA社のGeForce2 GO(16MBのDDRメモリー)を搭載したA4ノートパソコン。15インチの“Super View”液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色対応)、512MBのメモリー、40GBのHDD(Ultra ATA/100)、バッファーアンダーランエラー防止機能搭載のDVD&CD-RWマルチドライブのほか、米ハーマン・カードン社と共同開発したサブウーハー付きステレオスピーカーを内蔵する。インターフェースは、USB×3、10/100BASE-TX、56kbpsモデム、i.LINK(IEEE1394)、光デジタルオーディオ、赤外線通信(IrDA)、ビデオ出力ほかを装備する。カードスロットは、PCカード(TypeII)用とSDカード用に加え、スマートメディア用を装備する。

電源はリチウムイオンバッテリーで、消費電力は最大約75W。AC100~240V対応のACアダプターとUSB接続の専用FDDが付属する。本体サイズは幅330×奥行き273×高さ35.9mm、重量は約3.1kg。本体カラーには“プレミアムブルー”を採用し、クリアコート加工が施されている。プレインストールOSはWindows XP Home Editionで、オフィスソフトOffice XP Personalを搭載する。編集部による予想販売価格は25万円前後。

『DynaBook SS 2000 DS75P/2』
『DynaBook SS 2000 DS75P/2』

『DynaBook SS 2000 DS75P/2』は、『DynaBook SS S4/275PNHW』同様に薄型化と軽量化を図った企業向けのB5ノートパソコン。CPU、チップセット、液晶ディスプレー、HDD、モデム、PCカード/SDカードスロット、10/100BASE-TX、リチウムイオンポリマーバッテリーなど、基本仕様はほぼ同じ。異なるのは、メモリーが128MB、無線LANを搭載しない点で、重量も約1.17kgと200g軽くなっている。ベースモデルとして、プレインストールOSがWindows 2000 Professional(SP2)の『PP20075P2662』と、Windows 98 SEの『PP20075P2668』の2モデルを用意し、カスタムメイドサービスにも対応する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は27万円前後。

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