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シャープ、超低電圧版モバイルPentium III-M搭載薄型ノート“Mebius MURAMASA”など3モデルを発売

2002年01月22日 17時33分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は22日、薄型ノートパソコン“Mebius MURAMASA”シリーズの新製品として、超低電圧版モバイルPentium III-M-750MHzを搭載した『PC-MT1-H5』『PC-MT1-H5F』、超低電圧版モバイルCeleron-650MHzを搭載した『PC-MT1-H5R』の3モデルを2月2日から順次発売すると発表した。価格はオープン。

『PC-MT1-H5/H5F』
『PC-MT1-H5/H5F』

『PC-MT1-H5』は、拡張版インテルSpeedStepテクノロジー対応の超低電圧版モバイルPentium III-M-750MHzを搭載した薄型ノートパソコン。超低電圧版CPUの採用により、標準で約3.3時間、オプションの大容量リチウムイオンバッテリーパック(CE-BL18)を利用すれば約10時間の駆動が可能となった(JEITA測定法1.0)。キャビネット一体型の12.1インチ低反射ブラックTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット1677万色)を搭載したほか、本体を開くと連動してキートップが持ち上がるポップアップ式キーボードを採用した。これにより本体の薄型化(最薄部16.6mm)と、18mmピッチで3mmストロークのキーボードを内蔵したという。

チップセットはインテル440MX-100、グラフィックスチップはカナダATIテクノロジーズ社のRAGE Mobility-M(4MB SDRAM内蔵)、メインメモリーは256MB(PC/100対応)、HDDは30GB(Ultra ATA/33)を搭載する。インターフェースは、10/100BASE-TX、56kbpsモデム(V.90対応)、USB×2、アナログRGB(専用コネクター)ほかを装備する。カードスロットは、PCカード用(TypeII×1、CardBus対応)とCFカードスロット(TypeII×1)を搭載する。スピーカー(モノラル)とマイクロホンを内蔵する。消費電力は最大40W。標準バッテリーはリチウムイオンを内蔵し、ACアダプターが付属する。プレインストールOSはWindows XP Home Edition。本体サイズは、幅282×奥行き232×高さ19.6mm。重量は約1.32kg。2月2日発売で、編集部による予想販売価格は20万円前後。

『PC-MT1-H5F』はOSをWindows XP Professionalをプレインストールしたモデル。インターネットプロバイダー対応ソフトや、ホームページ作成ソフトや翻訳ソフトなどコンシューマー向けのソフトは同梱されない。2月16日発売で、編集部による予想販売価格は21万円前後。

『PC-MT1-H5R』
『PC-MT1-H5R』

『PC-MT1-H5R』は、『PC-MT1-H5』のCPUを超低電圧版モバイルCeleron-650MHzに、HDDの容量を20GBにしたモデル。標準で約3.2時間、オプションの大容量バッテリーを利用すれば約9.5時間の駆動が可能。プレインストールOSはWindows XP Home Editionで、オフィスソフトのOffice XP Personalと、バッファーアンダーランエラー防止機能“JustLink”対応のUSB接続CD-R/RWドライブ(CD-R書き込み8倍速/CD-RW書き換え8倍速/CD-ROM読み出し8倍速)を同梱する。2月9日発売で、編集部による予想販売価格は24万円前後。

オプションで用意される周辺機器は、『USB接続CD-R/RWドライブユニット』(CE-CW05)が5万円、『PCカード接続CD-ROMドライブユニット』(CE-CD02)が3万2000円、『USB接続FDドライブユニット』(CE-FD05)が7000円、『大容量リチウムイオンバッテリーパック』(CE-BL18)が3万8000円、『USB接続カメラ』(CE-AG07)が2万5000円など。

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