ASCII24.com

ニュース / ハードウェア

松下、Let'snote新製品を発表――重量960gのB5ノートと光学式トラックボール搭載B5ファイルノートの2モデル


2002年1月23日

スタイリッシュで軽量、でも丈夫な『CF-R1RCXR』

松下電器産業(株)は23日、個人向けノートパソコン“Let'snote(レッツノート)”シリーズの新製品として、B5サイズのモバイルノートパソコン“Let'snote Light(レッツノートライト) R1シリーズ”『CF-R1RCXR』と、光学式トラックボールを搭載したB5ファイルサイズノートパソコン“Let'snote TB(レッツノートトラックボール) A3シリーズ”『CF-A3R8CXR』を発表した。

CF-R1RCXR
重量960gという新モバイルノートパソコン“Let'snote Light”『CF-R1RCXR』。外観も一新し、シルバーカラーのコンパクトでスタイリッシュなデザインに仕上がっている。液晶のサイドフレームにはミラーデザインを採用している

Let'snote Light CF-R1RCXRは、液晶ディスプレーやキーボード、電池などユニット部品を新たに開発し、本体サイズが幅240×奥行き183×高さ37.2(前部23.5)mm、重量が960gという小型軽量化を実現したモバイルノートパソコン。10.4インチXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1600万色)はガラス厚を薄くした新LCDを採用、またキーボードはベース部に穴を空けるなど部品の軽量化を図ったという。

軽量化と合わせてバッテリーの長時間化も行ない、バッテリーに新開発の高容量セルを採用したことで、本体の省電力化を図るとともに、電池の使用本数を減らし本体の軽量化も実現したという。さらに、CPUにIntel SpeedStepテクノロジ対応超低電圧版モバイルPentium III-M-700MHzを採用、3.3V駆動対応のHDD(容量20GB/Ultra-ATA対応)や、高効率バックライトシステムにより省電力化を行ない、バッテリー駆動時間は標準バッテリーパック(リチウムイオン)で約6時間となっている。

また、軽量ながら堅牢性も重視されている。外装に0.4〜0.7mmの薄型マグネシウムを採用し、HDDは衝撃吸収材カバーで保護されている。さらに液晶ディスプレーの背面は、自動車のボンネットのように一段絞り形状となっており、薄いながらも強度を確保しているという。

CF-R1RCXR一段絞り
液晶ディスプレーの背面に一段絞りが入っているのがお分かりいただけるでしょうか。強度をアップするだけでなくデザイン面でもアクセントになっています。スタイリッシュで小型/軽量モデルながら、OSにはWindows XP Professionalを採用

メモリーは128MB(SDRAM/最大256MB)で、チップセットはIntel 440MX Chipset、グラフィックスアクセラレーターはSMI Lynx 3DM+でビデオメモリーは4MB。キーボードはキーピッチ17.5mm/ストローク2mm、ポインティングデバイスはフラットパッド。

CF-R1RCXRキーボードとパッド
キーボードのキーピッチは、よく利用されるキーが17.5mm、その他のキーは17mmというようにすべて一定の大きさではない。それぞれのキーピッチを工夫して配置することで、コンパクトな筐体ながら使いやすいキーボードを実現したという。シルバーとブラックのツートンカラーで、キーの文字も従来モデルとは異なったフォントを採用、デザイナーのこだわりが表われている。フラットパッドは、トラックボール搭載モデルと統一感をもたせるために円形となっている。

インターフェースは、USB 1.1×2、外部ディスプレー出力、LANポート(100BASE-TX/10BASE-T対応)、マイク入力、オーディオ出力。モノラルスピーカーを搭載し、PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。また、携帯電話やPHSとケーブルで接続するだけで通信できるワイヤレスコムポート(PDC/cdmaOne/PIAFS対応)を備えている。

CF-R1RCXR側面
側面のインターフェース部

さらに、SDメモリーカードの抜き差しでロックがかかるセキュリティー機能兼用のSDメモリーカードスロット×1を装備する。SDメモリーカードを挿入しないとBIOSレベルでロックがかかりWindowsを起動不可にすることが可能。また、SDメモリーカードにユーザーIDやパスワードを記録し、ユーザーごとにアプリケーションやアクセス範囲を制限できる。そのほか、SDメモリーカードの静止画/動画ファイルをサムネイル表示し再生/記録できるソフト『CN-Stage』が付属する。

OSはWindows XP Professional。3月15日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は18万円前後。

ACアダプター
本体だけでなく、付属のACアダプターも小型化。写真右が従来のもので、左が今回付属するACアダプター
記念撮影
おまけ:桑本の愛機“Let'snote mini”『AL-N4T512J5』('97年11月発売/生産終了してます)と並べてみました。Let'snoteの進化を感じ取ってください

(編集部 桑本美鈴)


B5ファイルサイズでトラックボールを搭載した『CF-A3R8CXR』

Let'snote TB CF-A3R8CXRは、ポインティングデバイスに光学式トラックボール(直径16mm)を搭載したB5ファイルサイズのノートパソコン。光学式トラックボールは、特殊コーティングされたボール上の斑点の動きを赤外線センサーで感知する仕組みだが、今回トラックボール機構を斜めに設置することで、従来のトラックボール搭載機と比較し薄型化を実現、本体サイズは幅255×奥行き220.5×高さ31.5(前部28.9)mm、重量が1.47kgとなっている。

CF-A3R8CX
光学式トラックボールを搭載したB5ファイルサイズノートパソコン“Let'snote TB”『CF-A3R8CXR』。トラックボール機構を斜めに設置したことで、従来より薄型の筐体にトラックボールを収めることに成功。また、外装にはマグネシウム合金を採用し、Let'snote Light CF-R1RCXRと同様にHDDを衝撃吸収材カバーで保護するなど、堅牢性も強化している
CF-A3R8CXシルバーグレー
本体カラーはシルバーとグレーが基調
トラックボールのアップ
光学式トラックボール部。ボールが斜めに設置されているのがお分かりいただけますか?

CPUにIntel SpeedStepテクノロジ対応超低電圧版モバイルPentium III-M-700MHzを採用、128MBのメモリー(SDRAM/最大256MB)と30GBのHDD(Ultra ATA)を搭載する。チップセットはIntel 440MX Chipsetで、グラフィックスアクセラレーターはSMI Lynx 3DM+、ビデオメモリーは4MB。11.3インチXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1600万色)を装備する。

インターフェースは、USB 1.1×2、拡張コネクター、外部ディスプレー出力、LANポート(100BASE-TX/10BASE-T対応)、ワイヤレスコムポート、マイク入力、オーディオ出力。モノラルスピーカーを搭載し、PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。Let'snote Light CF-R1RCXRと同様のセキュリティー機能兼用のSDメモリーカードスロット×1も装備する。

SDメモリーカードスロット
SDメモリーカードスロットは手前に装備

バッテリー駆動時間は標準バッテリーパック(リチウムイオン)で約7時間。OSはWindows XP Professional。3月15日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は20万円前後。

(編集部 桑本美鈴)


法人向けモデルはワイヤレス通信機能を内蔵

また同社は、法人向けノートパソコン“Let'snote PRO”シリーズの新製品として、B5サイズのモバイルノートパソコン“Let'snote PRO R1シリーズ”『CF-R1RW2S』など5モデル、光学式トラックボールを搭載したB5ファイルサイズノートパソコン“Let'snote PRO A3シリーズ”『CF-A3R8W2S』など5モデルを発表した。

Let'snote PRO
法人向けB5サイズモバイルノートパソコン“Let'snote PRO R1シリーズ”

Let'snote PRO R1シリーズは、先述の個人向けノートパソコン『CF-R1RCXR』をベースにしたもの。11Mbps IEEE 802.11b互換の無線LANを内蔵した“無線LAN内蔵モデル”『CF-R1RWXS』(OS:Windows XP Professional)、同じく無線LAN内蔵モデル『CF-R1RW2S』(OS:Windows 2000 Professional)、DDIポケット(株)の64kbpsワイヤレスデータ通信“H"IN”(TwoLINKDATA対応)を内蔵した“H"INモデル”『CF-R1RT2S』(OS:Windows 2000 Professional)、ワイヤレス通信機能を装備しない“ワイヤレス機能無しモデル”『CF-R1RCXS』(OS:Windows XP Professional)、同じくワイヤレス機能無しモデル『CF-R1RC2S』(OS:Windows 2000 Professional)の計5モデルが用意されている。重量は、ワイヤレス機能を搭載した3モデルが990g、ワイヤレス機能の無い2モデルが960g。その他の本体仕様は個人向けノートパソコン『CF-R1RCXR』と同じ。

液晶サイドはホワイト
個人向けモデルは液晶のサイドフレームにミラーデザインを採用しているが、法人向けモデルではこの液晶サイド部分にワイヤレス通信用アンテナを内蔵する関係上、プラスチック素材(カラー:ホワイト)を採用している

Let'snote PRO A3シリーズLet'snote PRO R1シリーズは、先述の個人向けノートパソコン『CF-A3R8CXR』をベースにしたもの。11Mbps IEEE 802.11b互換の無線LANを内蔵した“無線LAN内蔵モデル”『CF-A3R8WXS』(OS:Windows XP Professional)、同じく無線LAN内蔵モデル『CF-A3R8W2S』(OS:Windows 2000 Professional)、64kbpsワイヤレスデータ通信“H"IN”(TwoLINKDATA対応)を内蔵した“H"INモデル”『CF-A3R8T2S』(OS:Windows 2000 Professional)、“ワイヤレス機能無しモデル”『CF-A3R8CXS』(OS:Windows XP Professional)、同じくワイヤレス機能無しモデル『CF-A3R8C2S』(OS:Windows 2000 Professional)の計5モデルが用意されている。バッテリー駆動時間は標準バッテリーパック(リチウムイオン)使用時で『CF-A3R8CXS』が約7時間、ほか4モデルは約6時間。その他の本体仕様は個人向けノートパソコン『CF-A3R8CXR』と同じ。

法人向けトラックボールモデル
光学式トラックボールを搭載した法人向けB5ファイルサイズノートパソコン“Let'snote PRO A3シリーズ”

いずれのモデルも3年間の無償保証(部品代/修理費とも無償)が付属する。発売日は、CF-A3R8CXSとCF-A3R8C2Sが3月1日、CF-R1RCXSとCF-R1RC2Sが3月12日、CF-R1RWXSとCF-R1RW2S、CF-A3R8WXS、CF-A3R8W2Sが4月25日、CF-R1RT2SとCF-A3R8T2Sが5月。なお、CF-R1RWXS、CF-R1RT2S、CF-A3R8WXS、CF-A3R8T2Sの4モデルは受注生産となっている。

(編集部 桑本美鈴)




[通常ページに戻る]
ASCII24 http://ascii24.com/
Copyright (C)1997-2008 ASCII Corporation. All rights reserved.