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シャープ、SDカードスロット搭載のオーブンレンジを発売


2002年1月30日

シャープ(株)は30日、SDカードスロットを搭載したカラー液晶オーブンレンジ『RE-LCK』を3月8日に発売すると発表した。価格は13万円。

SDカードスロット搭載オーブンレンジ
5インチのフルカラー液晶タッチパネルとSDカードスロットを搭載したオーブンレンジ『RE-LCK』

RE-LCKは、5インチのフルカラー液晶タッチパネルとSDカードスロットを搭載したオーブンレンジ。本体内に160種類の料理レシピメニューが収録されており、液晶パネル上でメニューを選択し、材料や作り方を確認できる。材料を下ごしらえし、オーブンレンジの中に入れて調理ボタンを押すと、そのメニュー用の加熱プログラムが動作し、温度や時間を設定しなくても自動的に加熱調理が行なえる。

メニュー検索画面
本体にはあらかじめ、160種類のメニューが収録されている。メニューは検索画面から選べるほか、“おかずメニュー”ボタンや“お菓子・パンメニュー”ボタンを押すと、おかずメニューの一覧や、お菓子/パンメニューの一覧が表示される

また、市販のSDカードと手持ちのパソコンを利用して、オーブンレンジ上で新たなメニューレシピを表示し、加熱調理することが可能。パソコンを使って、同社のインターネット総合情報サービスサイト“シャープスペースタウン”内の“スマートクッキング”に掲載されている500種類以上のメニューから、レシピデータとオーブンレンジ用の加熱プログラムをSDカードにダウンロードできる。そのSDカードをRE-LCKに挿入することで、ダウンロードしたメニューのレシピをオーブンレンジの液晶タッチパネルで表示し、加熱プログラムによる自動加熱調理が行なえる。

SDカードスロット
SDカードスロットは液晶パネルの下に装備されている
インターネットメニュー
パソコンを利用して、インターネット上のサイトからレシピデータをSDカードにダウンロードし、そのSDカードをオーブンレンジに挿入して、スロット横のインターネットメニューボタンを押すと、SDカード内のレシピメニューを表示できる

料理コンテンツデータは、メニュー名とレシピ文章(HTML形式)、料理写真データ(JPEG形式)、加熱プログラム(独自形式)を圧縮したもので、1メニュー当たりのデータ容量は約25KB。

さらに、シャープスペースタウンにはオーブンレンジ用のメロディー(調理終了時になる音)も用意されており、パソコンからSDカードにダウンロードして、オーブンレンジに取り込み、終了音を入れ替えることも可能。そのほか、液晶パネルのメイン画面に表示される写真画像を、SDカード経由で任意の画像に変更できる“壁紙機能”も用意されている。

液晶パネルメイン画面
壁紙機能で、液晶パネルのメイン画面に表示されている画像(この場合パンの写真画像)を、好きな画像に変更できる

現在はパソコンを使ってSDカードに料理レシピデータをダウンロードしなければならないが、将来的にはSDカード対応携帯電話などでもデータをダウンロードできるよう、現在開発を進めているという。

なお、SDカード対応オーブンレンジは、松下電器産業(株)が既に発売しており、レシピデータを収録したSDカードも提供しているが、今回のシャープのRE-LCKは、松下のレシピデータと互換性がないため、松下のレシピ用SDカードは利用できないという。

オーブンは、庫内温度が300度になる“高火力熱風コンベクションオーブン”を採用し、フランスパンのパリッとした歯ごたえや、クリスピーピザのカリカリとした歯ざわりを味わえるという。また、食品にヒーターが近づき強火の近火で素早く焼き上げる“ズーム式ヒーター”や、常時1000Wの高出力レンジ加熱が可能な“高効率1000Wインバーター電源”を備えている。センサーは、食品の量を測る“重量センサー”、食品から出る蒸気量で仕上がりを検知する“絶対湿度センサー”、庫内の温度を検知する“温度センサー”、食品の温度を検知する“赤外線センサー”を搭載する。

本体サイズは、幅540×奥行き500×高さ345mm、重量は21kg。庫内容量は31L、ターンテーブルの直径は32cm。オーブン温度調節範囲は30/35/40/45度と、110〜300度。

同社電化システム事業本部副本部長兼調理システム事業部長の中川敬氏は、「現在、国内でのレンジ普及率は95%以上であり、家庭の必需品となっている。今回のRE-LCKは、料理作りに興味を持っている人を対象とした製品。インターネットからメニューをダウンロードすることで食生活の幅を広げられる。長く使ってもらえる製品だろう」としている。

(編集部 桑本美鈴)


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