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ナナオ、17インチ液晶ディスプレー『FlexScan L565』を発売

2002年02月01日 11時47分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは1日、“EIZO”ブランドの新製品として、17インチ液晶カラーディスプレー『EIZO FlexScan L565』を3月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、編集部による予想販売価格は9万円前後。

『FlexScan L565』
『FlexScan L565』

『FlexScan L565』は、同社で初めて17インチサイズの液晶パネルを搭載したコンシューマー向けの液晶ディスプレー。輝度が230cd/m2で、コントラスト比が400:1、視野角が上下左右とも170度という広視野角のうえ、視角を変えたときの色調変化が小さい低色度変位タイプの“Super-IPS方式”液晶パネルを採用したのが特徴。色再現性も向上しており、色再現の国際規格である“sRGB”にも対応した。画素ピッチは0.264mmで、応答速度は30ミリ秒。推奨解像度は1280×1024ドットで、1670万色表示に対応する。

入力はアナログとデジタルの2系統に対応しており、本体前面のスイッチで切り替えられるため、同時に2台のパソコンを接続することもできる。入力端子はアナログがミニD-Sub15ピン×1、デジタルがDVI-D24ピン。アナログ入力の水平走査周波数は24.8~80kHzで、垂直走査周波数は55~75Hz。デジタル入力は水平走査周波数が31.5~64kHzで、垂直同期周波数が60Hz(VGAText時70Hz)。アナログ信号入力時のクロック/フェーズ/表示位置/サイズなどのオートアジャスト機能を搭載する。

電源はAC100~120V/AC200~240Vに対応。電源ユニットを小型化して背面に内蔵したため、ACアダプターなどは使用しない。消費電力は45Wで、節電時の消費電力を3W以下にするPowerManager機能を搭載する(アナログはVESA DPMS、デジタルはDVI DMPMに対応)。

本体には幅の狭いベゼルを採用し、1W+1Wのアンプ付きスピーカーを前面に内蔵する。アルミ製のスタンドを採用したほか、LEDには青色を採用。本体サイズは幅380×奥行き178×高さ416mmで、重量は5.8kg。チルト角度は、上が30度、下が3度。本体には盗難防止用のセーフティロック取り付け穴を装備する。ボディーカラーは“セレーングレイ”(L565)と“ブラック”(L565-BK)の2色をラインアップする。製品にはアナログ用ケーブルとオーディオケーブルが付属する。オプションとして保護パネル『FW-07』も用意する。価格は8500円。

なお、同製品は、EIZO製品として初めて(社)電子情報技術産業協会(JEITA)の“PCグリーンラベル制度”適合製品となるという。

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