綜合警備保障(株)は13日、住宅向け簡易型画像監視システム『るすメイト』の販売を、14日に開始すると発表した。同社のホームページを通じての通信販売で、本体価格が3万9800円。事務手続き手数料が2000円で、基本サービスの料金が月額690円(6ヵ月単位の契約で自動更新)。サービス利用時には、通信料が別途必要になる。
『るすメイト』 |
同システムは、防犯センサー、フラッシュ付きカメラ、通信装置が一体となった静止画像の送信機器。留守中の住宅への侵入者を防犯センサーが検知すると、自動で画像を撮影し、ユーザーの携帯電話に警報メールを送信する。警報メールには、撮影した静止画像の保存先が記載される。また、防犯用途以外に、現在の自宅の状況を画像で配信できるため、ペットの様子などを外出先から確認できるとしている。さらに、警報発生時に、同社のセキュリティースタッフがユーザー宅へ出動し、建物の外周などを確認する“現場確認サービス”をオプションで用意する。オプション料金が月額300円(6ヵ月単位の契約で自動更新)で、出動料金が1回8000円。
監視システムが撮影した画像は携帯電話で確認できる |
機器の本体サイズは幅52×奥行き180×高さ105mm。本体重量は約310g。カメラ部は、約11万画素のカラーCMOSイメージセンサーを搭載し、256色176×144ドットの画像を撮影可能。防犯センサー部は、検出距離が約5mで、検出範囲が水平約60度/垂直約15度。本体は、アナログ回線かISDN回線に接続。撮影した画像は、パソコン、PDA、iモード/EZweb/J-スカイ対応の携帯電話で閲覧できる。