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京セラ、デジタルカメラ“Finecam S”の新製品2機種3モデルを発売

2002年02月20日 17時53分更新

文● 編集部

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京セラ(株)は20日、小型軽量化を図ったデジタルカメラ“KYOCERA Finecam S”の新製品として、413万画素(有効395万画素)CCDと光学3倍ズームを搭載した『KYOCERA Finecam S4』1モデルと、334万画素(有効322万画素)CCDと光学3倍ズームを搭載した『KYOCERA Finecam S3x』2モデルの計2機種3モデルを発売すると発表した。価格と発売日は、Finecam S4が9万8000円で3月23日、Finecam S3xが8万8000円で3月2日。

『KYOCERA Finecam S4』
『KYOCERA Finecam S4』

『KYOCERA Finecam S4(ファインカム エス・フォー)』は、1/1.8インチの正方画素CCDと、光学3倍ズーム“KYOCERAズームレンズ”を搭載したデジタルカメラ。レンズは6群7枚構成(非球面レンズ4枚)で、焦点距離は7.3~21.9mm(35mm換算で約35~105mm相当)。F値は2.8~4.8。最短撮影距離は約55cmで、マクロモードでは約12~55cmの撮影が可能。デジタルズームは2倍まで。シャッター速度は1秒から2000分の1秒で、8秒までの長時間露出も設定できる。フォーカスはオートとマニュアルを利用でき、マクロ撮影と遠景撮影モードを専用ボタンで切り替え可能。レンズには自動開閉するレンズバリアが装備されている。

実像式ズームファインダーと、モニター用の11万画素の1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレー(512×218ドット)を搭載する。ディスプレーは、撮影時に撮影枚数や撮影モードなどの情報を表示するほか、再生時には、マルチ画面表示(6画面)やスライドショー、回転、リサイズ、クローズアップ、サムネイル再生などが行なえる。

露出制御は、プログラムAEと絞り優先AEモードを装備し、測光方式は、CCD画面多分割評価測光、中央部重点測光、スポット測光の3モードを選択できる。露出補正は±2.0EV(1/3ステップ)。ホワイトバランスはオートのほか4種類を選択可能。カラーモードには、白黒モードやセピアモードも用意されている。また、ストロボはメインスイッチに連動したポップアップタイプを内蔵する。

記録媒体にはSDメモリーカード/MMC(マルチメディアカード)を採用し、データ形式はDCF(Exif 2.1)/JPEG準拠でDPOF対応。記録画素数は“スーパーファイン[S]”が2272×1704ドットで、“ノーマル[N]”が1280×960ドット、動画は320×240ドット(1回あたり最大15秒、AVI形式)。

インターフェースは、USB(専用角型8端子)とビデオ出力(NTSC/PAL切り替え可能)を装備する。電源は、3.6Vリチウムイオンバッテリーと、付属の専用ACアダプターを利用できる。本体サイズは幅91×奥行き31.5×高さ57mmで、重量は約175g。ボディーにはステンレスを採用し、カラーは“ダークメタリック”。

『KYOCERA Finecam S3x』(シルバー)
『KYOCERA Finecam S3x』(シルバー)
『KYOCERA Finecam S3x』(ラベンダー)
『KYOCERA Finecam S3x』(ラベンダー)

『KYOCERA Finecam S3x(ファインカム エス・スリー・エックス)』は、CCDを1/1.8インチの有効322万画素にしたもので、記録画素数は“スーパーファイン[S]”が2048×1536ドットで、“ノーマル[N]”が1024×768ドット、動画は320×240ドット(1回あたり最大15秒、AVI形式)。そのほかの基本仕様はFinecam S4と同等。ボディーカラーの異なる“シルバー”と“ラベンダー”の2モデルを用意する。

両機種共通の別売アクセサリーとして、専用USBケーブル『PC接続ケーブル(PC-4U)』(1500円)、カードリーダー/ライター『SD/MMCリーダー(SDR-1)』(5800円)、バッテリー『リチウムイオンバッテリーパック(BP-900S)』(4800円)、カメラケース『カメラケース(ベージュ/ダークグレー)』(各2000円)、ACアダプター『ACアダプター(AC-71L)』(4500円)などを用意する。

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