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日本IBM、PCワークステーション『IntelliStation M Pro』6モデルを発表

2002年02月21日 19時05分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は21日、同社のPCワークステーション『IntelliStation(インテリステーション) M Pro』製品群を一新し、Pentium 4-2.2GHzを搭載する“6229”シリーズと、Xeon-2.2GHzをデュアル構成で搭載できる“6850”シリーズ、全6モデルを発表した。出荷は3月14日に開始する予定。また、従来の3年間の無償保証に加え、ワークステーション関連サポートを強化するために“IntelliStationグラフィックス・サポート・チーム”を1月に新設したという。

(6850)
『IntelliStation M Pro』(6850)

今回発表した6モデルは、米3Dlabs社の3次元グラフィックスカード『WildcatIII 6110』を搭載したハイエンドモデル『6229-26J』/『6850-56J』、カナダのATIテクノロジーズ社の3次元グラフィックスカード『Fire GL8800』を搭載したミッドレンジモデル『6229-25J』/『6850-55J』、米エヌビディア社の2次元グラフィックスカード『Quadro4 200NVS』を搭載したモデル『6229-23J』/『6850-53J』。WildcatIII 6110搭載モデルは、3次元汎用CADなど高度で大規模なオブジェクト処理に適しているという。Fire GL8800搭載モデルは、ミッドレンジの3次元CADによるモデリングや広範囲の3次元アプリケーション処理に適しているという。Quadro4 200NVS搭載モデルは、2次元CADやGIS(地図情報システム)などの処理に適しているという。直販の“IBMダイレクト価格”は、6229-26Jが69万8000円、6850-56Jが77万8000円、6229-25Jが46万8000円、6850-55Jが54万8000円、6229-23Jが39万8000円、6850-53Jが47万8000円。

(6229)
『IntelliStation M Pro』(6229)

6229シリーズは、チップセットにi850を採用し、512MBのRDRAMメモリー(最大2048MB)を搭載する。本体サイズは幅165×奥行き508×高さ470mmで、重量は19.1kg。6850シリーズは、チップセットにi860を採用し、512MBのRDRAMメモリー(最大4096MB)を搭載する。本体サイズは幅217×奥行き603×高さ440mmで、重量は26.8kg。両シリーズともに、18.2GBのUltra 160 SCSI対応のHDD、最大48倍速のCD-ROMドライブを搭載する。OSはWindows 2000 Professional。

“IntelliStationグラフィックス・サポート・チーム”では、『IntelliStation』に特化した複雑なトラブルの問題解析を行なう。また、東京(南青山)に設置されている“IntelliStationサポート・センター”とともに、性能テストやアプリケーション稼動検証、トラブルシューティングやデモ環境を提供し、パートナー企業と共同でIntelliStationの適用業務での信頼性を強化していくという。

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