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セイコーエプソン、“フチなし印刷”に対応した複合機『エプソン Colorio コピー・ライト CC-550L』を発売


2002年2月25日

セイコーエプソン(株)は25日、フラットベッドスキャナーとカラーインクジェットプリンターを一体化して、プリンター/スキャナー/コピーの3種類の用途に使える複合機『エプソン Colorioコピー・ライト CC-550L』を、3月1日に発売すると発表した。価格は4万9800円。

『エプソン Colorioコピー・ライト CC-550L』
『エプソン Colorioコピー・ライト CC-550L』

CC-550Lは、A4サイズまでのスキャン、プリントアウトおよびコピーに対応した複合機で、同社製品『CC-500L』の後継機。特徴として、CC-500Lより最大印刷領域が広がり、A4用紙およびはがきに余白なしで印刷できる“フチなし印刷”に対応したことや、スキャンの最大読み取り領域が広がったことが挙げられる。また、プリンター部分やスキャナー部分は、同製品のために設計されたオリジナルのものだという。

“フチなしコピー”や“ギリギリコピー”機能を搭載した
“フチなしコピー”(左)や“ギリギリコピー”(中央)などの機能を搭載した

プリンターとして同製品を利用する場合、A4用紙とはがきで、4辺フチなし印刷を行なえる。それ以外の用紙では、4辺に3mmの余白(マージン)が必要となる。またスタンドアローンコピーとして利用する場合は、プリンターと同様、A4とはがきで4辺フチなしのほか、4辺の余白を1.5mmまで調節してコピーできる“ギリギリコピー”機能を備えた。これ以外のサイズを利用する場合は、4辺に3mmの余白が必要となる

原稿台の最大読み取り領域が広がった
原稿台の最大読み取り領域が広がった

また、スキャナーの最大読み取り領域は、これまで原稿台の上下左右の端から3.0mmだったものが1.5mmになり、読み取りエリアが広がっている。

CC-550Lのスキャナー部分のふたを開けたところ
CC-550Lのスキャナー部分のふたを開けたところ

プリンター部分は、最大印刷解像度が1440×720dpi。インクはCC-500Lと同じ4色で、黒144ノズル+CMY各48ノズルを備える。インク滴は最小4pl(ピコリットル)で、大中小3種類のドットを混在させてプリントする技術“MSDT(マルチサイズドットテクノロジー)”を搭載する。はがきからA4サイズまでの用紙に対応し、給紙トレーにはA4用紙で最大100枚、はがきで最大30枚まで収容可能。

スキャナー部分は、カラーCCDを使用し、最大光学読み取り解像度は600×1200dpiで、RGB各色を12bitで読み取り、8bitで出力する。読み取り可能な領域は216×297mm。

スタンドアローンコピー部分は、固定倍率なら拡大は252%(はがき→A4)まで6段階、縮小は79%まで4段階、任意倍率なら25〜400%までの拡大/縮小が可能で、-2〜+2の5段階の明度調節も行なえる。最大コピーサイズは216×297mmで、最大コピー枚数は30枚。コピーモードは、カラーの場合は“エコノミー/ハヤイ/キレイ/フォト”の4種類を、モノクロの場合は“エコノミー/ハヤイ/キレイ”の3種類を備えている。印刷速度は、“カラーハヤイ”が1分間に1.3枚、“モノクロハヤイ”が1分間に3.5枚となっている。

インク交換時には、本体を開く
インク交換時には、スキャナー部分を持ち上げるように本体を開く

付属するユーティリティーソフト『EPSON SMART PANEL』を利用すれば、パソコンでファクスを受信して、CC-500Lでプリントアウトが可能。このほか、エー・アイ・ソフト(株)のOCRソフト『読んde!!ココ パーソナル』や、アークソフト(株)の画像編集ソフト『ArcSoft PhotoImpression』が付属する。ソフトの対応OSは、Windows 98/Me/2000 Professional/XP、Mac OS 8.5〜9.2で、Mac OS Xにも対応する予定。

接続インターフェースは、USB 1.1。電源はAC100Vで、消費電力は約30W。本体サイズは幅454×奥行き388×高さ254mで、重さは約11kg。

同社では、2000年から2001年にかけて、家庭向けの複合機の売り上げが2倍以上になっていることから、家庭などをターゲットとして、複合機に力を入れていくという。具体的には、2002年度に35万台、シェアでは60%を目指すとしている。

(編集部 田口敏之)


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