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ソニースタイル、ネットワークで進化するバイオ“ネットワークバイオ”を発表


2002年2月26日

ブロードバンドに対応したバイオ“ネットワークバイオ”

ソニースタイルドットコム・ジャパン(株)は26日、ソニー(株)のパソコンシリーズ“バイオ”の新形態として、ユーザーがパソコン本体購入後に好きなソフトウェアをダウンロード購入できる“ネットワークバイオ”を発表した。

ネットワークバイオ
ネットワークバイオ第1弾製品であるバイオJX『PCV-JX10GN』。本体デザインは既存のバイオJXモデルと同じ

ネットワークバイオは、“ソフトウェアダウンロード”、“アップデートサポート”、“LinkGarage”という3つのネットワーク機能を備えたバイオの新製品。

“ソフトウェアダウンロード”は、ネットワークバイオ専用クライアントソフト『ダウンロード&アップデート』を利用して、専用サーバーから任意のソフトをダウンロードできるというもの。既存のバイオ製品はあらかじめさまざまなソニーオリジナルソフトがプレインストールされているが、ネットワークバイオには必要最小限のソフトしか用意されておらず、ユーザーがネットワークバイオを購入後、任意のソフトを必要なときにダウンロード購入できる仕組みとなっている。

専用ソフト『ダウンロード&アップデート』を起動すると、ソフトがシステム内のソフト情報をスキャンしてアプリケーションデータベースを更新し、その情報を専用サーバーに送信する。サーバーはその情報を受け、ダウンロード可能なソフトのリストをソフトの画面に表示、ユーザーは任意のソフトを選んでダウンロード/インストールできる。

“アップデートサポート”は、ダウンロード購入したソフトのアップデートプログラムをダウンロードできるもの。“ソフトウェアダウンロード”と同様に、専用ソフト『ダウンロード&アップデート』がシステムスキャンを行ない情報を専用サーバーに送信、ユーザー側のソフトに合った最新アップデートプログラムが表示され、ダウンロードが行なえる。また、ネットワークバイオ専用の自動巡回ソフト『BB-ceiver』により最新アップデート情報を通知できる。

“LinkGarage”は、外出先のパソコンや携帯電話から、自宅のネットワークバイオを遠隔操作できる機能。同機能を利用するには、自宅のネットワークバイオが常時接続されていること、グローバルIPアドレスがあることが条件。常時接続のネットワークバイオがIPアドレス情報を含んだURLを専用ウェブサイト“Hotnetworkマイページ”に通知している一方で、外出先からパソコンまたは携帯電話(iモード)を利用しウェブブラウザー経由でHotnetworkマイページにアクセスすると、自宅のネットワークバイオの状況(アクティブ/非アクティブ)が表示され、リモートアクセス画面を利用できるようになる。

Hotnetworkマイページ
“Hotnetworkマイページ”の画面。自宅にあるネットワークバイオの状況(アクティブ/非アクティブ)が表示される

“LinkGarage”は、ウェブメールクライアント機能やウェブアドレス帳機能も備えており、すでにパソコンで利用しているメインメールアドレスを利用可能。ネットワークバイオで受信したメールをLinkGarage経由で携帯電話のメールアドレスに転送したり、メール着信通知を送信したりできる。着信通知を受けた場合は、通知メール内に表示されているネットワークバイオへの接続URLをクリックすると、ネットワークバイオにアクセスしLinkGarageのウェブメーラーが表示される。

ウェブメーラー画面
“LinkGarage”のウェブメーラー画面

なお、ネットワークバイオの上記3つのネットワーク機能を利用するには、ネットワークバイオ本体購入と同時に“Hotnetworkサービス”に登録する必要がある。初期登録料は500円で、基本料金は月額300円(1年間契約)。なお、ネットワークバイオおよびHotnetworkサービスは、ブロードバンド/常時接続環境での利用が前提となっている。

またソニースタイルドットコム・ジャパンは、ネットワークバイオ第1弾製品として、バイオJX『PCV-JX10GN』を発売する。CPUにCeleron-1.2GHzを採用し、80GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。メインメモリーは256MBで、512MBに増設可能。TVチューナーを内蔵し、CD-ROM読み込み32倍速、CD-RW読み込み20倍速、DVD-ROM読み込み4倍速、CD-R/RW書き込み8倍速のCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを装備する。OSはWindows XP Home Editionで、TV録画/管理/再生ソフト『GigaPocket Ver.4.5』やOpenMG対応音楽ファイル管理/再生ソフト『SonicStage Ver.1.1 for VAIO』などが付属する。ディスプレーは、15型TFT液晶ディスプレー/17型FDトリニトロンディスプレー/なし(本体のみ)から選択可能。

なお、ネットワークバイオ専用ソフト『LinkGarage』(β版)、『ダウンロード&アップデート』、『BB-ceiver』は本体出荷時にはインストールされておらず、ダウンロード提供となる。『PCV-JX10GN』は、同社が運営するECサイト“ソニースタイル”の限定モデルとして発売され、27日10時に受注を開始し、ユーザーの手元に届くのは3月14日以降となる。価格は10万4000円。なお同社は、バイオJX以外のモデルについてもネットワークバイオへの対応を検討しているという。

また、“ソフトウェアダウンロード”のスタート時にダウンロード購入可能なソフトは、DV動画/静止画入出力/編集ソフト『DVgate』(2000円)、動画編集/加工ソフト『MovieShaker』(2000円)、画像管理/加工ソフト『PictureGear+PictureToy+VisualFlow』(2000円)、アルバム/ラベル作成ソフト『DigitalPrint』(2000円)、ビジュアルコミュニケーション/インターネット放送ソフト『SmartCapture+URecSight』(2000円)、デジタルマップ/ナビゲーターソフト『Navin'You+Navin'You専用MAP+Navin'You専用グルメスポット&ドライブガイド+乗換案内』(2000円)、および上記ソフトをセットにした『コミコミPack』(9800円)。スタート時はソニーオリジナルソフトのみのラインナップだが、同社は将来的にDigital Rights Management(ソニーが開発した著作権管理技術)を導入し、他社ソフトも提供したいとしている。

(編集部 桑本美鈴)


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