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東芝、モバイルPentium 4-M-1.70GHzとGeForce4 440 Go搭載のA4ノート『DynaBook G4/U17PME』を発売

2002年03月02日 01時40分更新

文● 編集部

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(株)東芝は1日、モバイルPentium 4-M-1.70GHzを搭載したハイエンド向けのA4ノートパソコン『DynaBook G4/U17PME』を3月2日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は34万円前後。併せて、企業向けにPentium 4-1.60GHzを搭載した省スペース型デスクトップパソコン『EQUIUM S5020』を発売する。価格は20万8000円からで、3月上旬発売予定。

『DynaBook G4/U17PME』
『DynaBook G4/U17PME』

『DynaBook G4/U17PME』は、拡張版SpeedStepテクノロジー搭載のモバイルPentium 4-M-1.70GHz、インテル845MPチップセットを採用し、グラフィックスアクセラレーターに米エヌビディア社の『GeForce4 440 Go』(32MBのDDRビデオRAM)を搭載したA4ノートパソコンの最上位機種。従来の“Super View液晶”より、視野角を約1.5倍、コントラスト比を約2倍にした15インチの“Fine Super View液晶”パネルを採用しており、視野角は上下110度、左右140度。解像度は1600×1200ドット(UXGA)で1677万色表示に対応しており、外部ディスプレーを利用すれば最大2048×1536ドットの表示が可能。

メインメモリーは256MB(PC2100対応、DDR SDRAM)を搭載する(最大512MB)。40GBのHDD(Ultra ATA/100)は、流体軸受けモーターを採用して低騒音/長寿命化を図ったほか、回転数を毎分5400回転とした高速版となっている。従来製品より内部データ転送速度が15%向上したうえ、平均ランダムアクセスタイムも約8%高速化されているという。バッファーアンダーランエラー防止機能搭載のDVD&CD-RWマルチドライブ(CD-R書き込み/CD-RW書き換え/DVD読み出しは最大8倍速、CD-ROM読み出しは最大24倍速)のほか、米ハーマン・カードン社と共同開発したサブウーハー付きステレオスピーカーも内蔵する。インターフェースは、USB×3、10/100BASE-TX、56kbpsモデム(V.90対応)、i.LINK(IEEE1394)、光デジタルオーディオ、赤外線通信(IrDA)、ビデオ出力ほかを装備。カードスロットは、PCカード(TypeII)用とSDカード用に加え、スマートメディア用を装備する。

電源はリチウムイオンバッテリーで、消費電力は最大約75W。駆動時間は約1.6時間(JEITA測定法1.0)。AC100~240V対応のACアダプターとUSB接続の専用FDD(3モード)が付属する。本体サイズは幅330×奥行き273×高さ35.9mm、重量は約3.1kg。本体カラーには“プレミアムブルー”を採用し、クリアコート加工が施されている。プレインストールOSはWindows XP Home Editionで、オフィスソフトOffice XP Personalを搭載する。DynaBook G4シリーズ用の新規オプションとして、増設メモリーが用意される。128MBの『増設メモリ128MB(タイプX)』が6万円、256MBの『増設メモリ256MB(タイプX)』が12万円。

『EQUIUM S5020』は、省スペース型のデスクトップパソコンで、CPUにPentium 4-1.60GHzを搭載した企業向けモデル。チップセットはインテル845で、メモリーは128MBを搭載する。HDDは40GB(UlraATA/100、S.M.A.R.T.対応)。インターフェースは、本体前面にPCカードスロット、IEEE1394、USB×2を装備するほか、背面にIEEE1394、USB×2、デジタルRGB(DVI-D)、アナログRGB(ミニD-Sub)、10/100BASE-TXを装備する。ACアダプターを利用することで電源をファンレス化したほか、CPUファンの無段階制御による静音化が図られているのが特徴。本体サイズは幅67×奥行き200×高さ205mm。メインメモリー/ハードディスクの容量、ドライブの種類、などにより64種類の組み合わせを選択できるカスタムメイドサービスに対応する。

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