パームコンピューティング(株)は27日、バックライト付きのカラー液晶ディスプレーを搭載したPalm OS搭載PDAの新製品として、『Palm m130 ハンドヘルド日本語版』を4月下旬に発売すると発表した。
『Palm m130 ハンドヘルド』(写真は英語版) |
『Palm m130 ハンドヘルド日本語版』は、2000年8月に発表した『Palm m100』の筐体のデザインを継承したカラーモデル。6万5000色表示に対応したバックライト付きの160×160ドット液晶ディスプレーを搭載するのが特徴。CPUは米モトローラ社のDragonBall VZ-33MHz、メモリーは8MBを搭載する。電源はリチウムイオンバッテリーを内蔵。インターフェースはシリアル、USB、SDカード/MMCスロット、赤外線を装備する。本体サイズは、幅78×奥行き122×高さ22mm、重量は153.1gと、m100より奥行きと高さが4mmずつ大きくなり、16g程度重くなった。製品にはUSB接続のクレードルが付属する。
OSは、Palm OS 4.1 日本語版で、従来機種と同様にアドレス帳やスケジュールを始めとするPIMソフトや辞書などを搭載。アプリケーションとして、WordとExcelのファイル作成や表示PowerPointのスライドの閲覧ができる米パーム社と米DataViz社が開発した統合ソフト『Documents To Go』や、静止画/動画用ビューワー『PhotoSuite Mobile Edition』、日本語入力ソフト『極楽ひら』などを同梱する。
なお、米パーム社のオンライン販売では279ドル(約3万7000円)で販売されている。