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富士フイルム、“第三世代スーパーCCDハニカムIII”搭載のデジタルカメラ『FinePix S602』を発売


2002年4月4日

富士写真フイルム(株)は4日、独自構造のCCD“スーパーCCDハニカムIII”と光学6倍ズームレンズを搭載し、オートフォーカス(AF)の性能を強化したデジタルカメラ『FinePix S602』を22日に発売すると発表した。併せて、『FinePix S602』とマクロ撮影キットをセットにした『FinePix S602 マクロ撮影キット』を26日に、“FinePix デジタルカメラ商品撮影サポートツール”として『FinePix デジタルフォトスタンド』『FinePix デジタル撮影ボックス』を5月10日に発売する。価格は『FinePix S602』が12万5000円、『FinePix S602 マクロ撮影キット』がオープン、『FinePix デジタルフォトスタンド』が1万8500円、『FinePix デジタル撮影ボックス』が1万2500円。

『FinePix S602』
『FinePix S602』

『FinePix S602』は、“スーパーCCDハニカムIII”を採用した有効310万画素の1/1.7インチCCDと、光学6倍ズームレンズ“スプレンディッシュ”を搭載したデジタルカメラ。ハニカム信号処理システムにより最大記録画素数は603万画素(2832×2128画素)、撮影感度は最大ISO1600に対応するのが特徴。レンズは非球面レンズを含む“スーパーEBC フジノン光学式6倍ズームレンズ”で、焦点距離はf=7.8〜46.8mm(35mmフィルム換算で35mm〜210mm相当)、最短撮影距離は約50cmで、マクロでは、約10〜約80cm、スーパーマクロでは約1〜約20cmとなる。F値は2.8〜11.0。

フォーカス機能には、外光パッシブ位相差AFとCCD AFを併用する“ハイスピードツインAF”を搭載し、AFポイントを自由に選べる“エリア選択AF”を利用できる。シャッター速度は最長15秒から1万分の1秒まで対応(マニュアル操作時)。撮影感度はISO160/200/400/800/1600。測光方式はアベレージ/スポット/TTL64分割測光で、露出制御はオート/プログラムオート/絞り優先/シャッター優先/マニュアル/シーンポジション(ポートレート/風景/スポーツ/夜景/BW)。最短約0.2秒間隔の“6メガ連写”(2832×2128画素)、約0.6秒間隔で最大40コマの連続撮影が可能な“1メガ連写”(1280×960画素)、シャッターボタンを押している間、約0.2秒間隔で連写し(25コマまで)、ボタンを離した瞬間最後の5コマをメモリーに残す“サイクル連写”も搭載する。デジタルズームは最大約4.4倍(640×480画素時)。

ファインダーは18万画素の0.44インチカラー液晶(視度調節機構付き)で、モニター用に11万画素の1.8インチ低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレーを搭載する。

本体背面
本体背面

記録方式は、静止画がDCF準拠のExif Ver2.2(TIFF-RGB、JPEG準拠)で、DPOF対応、動画がDCF準拠(AVI形式、Motion JPEG)。動画は“CCD内水平/垂直画素混合”技術により、VGA(640×480画素)で毎秒30フレームのフルフレームに対応しており、付属のビューワーソフト『FinePixViewer』を利用すれば毎秒30フレームの中から任意の1フレームを静止画として取り出すことができる。記録メディアはスマートメディア(最大128MB)とマイクロドライブ(最大1GB)に対応する。インターフェースは、USB(専用端子)、ビデオ出力(NTSC)、DC入力を装備する。

電源は単3形乾電池(アルカリ/ニッケル水素)×4本で、別売の専用ACパワーアダプター『AC-5VH』も利用できる。本体はL字型のボディーデザインを採用し、サイズは幅121×奥行き97.0×高さ81.5mm、重量は約500g(電池とスマートメディア込みでは約600g)。ストラップ、専用AVケーブル、レンズキャップ、レンズキャップホルダー、単3形アルカリ乾電池4本、専用USBケーブル、ソフトウェアを収録したCD-ROMが付属する。ソフトケース『SC-FX602』はオプションとなっており、価格は5000円。

『FinePix S602 マクロ撮影キット』
『FinePix S602 マクロ撮影キット』

『FinePix S602 マクロ撮影キット』は、FinePix S602でリングフラッシュを利用したマクロ撮影を行なうためのキット。デジタルカメラ本体、リングフラッシュ『YUZO 14RDX』、ステップダウンリング(フィルター径変換リング)、スマートメディア(MG-64SW)で構成される。リングフラッシュ『YUZO 14RDX』は、ガイドナンバーが12で、発光角度は60×60度。閃光時間は1/500〜1/50万秒。本体サイズと重量は、ヘッド部が幅130×奥行き60×高さ90mmで160g、電源部が幅71×奥行き50×高さ163mmで250g。電源は単3乾電池4本。同社では歯科や皮膚科などの医療分野向けを中心に販売する。

FinePix デジタルカメラ商品撮影サポートツール

FinePix デジタルカメラ商品撮影サポートツール
FinePix デジタルカメラ商品撮影サポートツール

『FinePix デジタルフォトスタンド』と『FinePix デジタル撮影ボックス』は、商品の撮影を誰でも行なえるようにサポートするための製品。デジタルフォトスタンドは、デジタルカメラを固定し、家庭や会社の机の上などの限られたスペースでもカメラブレのない撮影を行なえるようにするためのもので、撮影ボックスは、蛍光灯や自然光の下でもソフトなライティングで被写体の白とびや写り込みを防ぐためのもの。同社では、インターネットオークション用のアイテムの撮影のほか、デザインハウスや軽印刷などの業務用簡易撮影システムとして販売する。

FinePixクイックリペアサービス

また、新サービスとして、修理品が引き取りから最短3日で届く“FinePixクイックリペアサービス”を15日に開始すると発表した。対象となるのはFinePix製品で、専任スタッフが即日修理を行なうという。サービス料金は全国一律1700円(代引き)となる。

(編集部)


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