リードテックジャパンは27日、台湾リードテック・リサーチ(Leadtek Research)社が、米エヌビディア社のグラフィックスチップ『GeForce4 MX 460』を採用したグラフィックスカードにビデオキャプチャー/編集機能を追加した“MyVIVO”シリーズとして、『WinFast A170 PRO TD MyVIVO』を5月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は1万9000円前後。
『WinFast A170 PRO TD MyVIVO』。ヒートシンクの左にあるのがVIVOチップセットで、上にあるのがBGAメモリー |
『WinFast A170 PRO TD MyVIVO』は、“VIVO”コネクターと呼ばれるビデオ入出力端子を装備し、MPEG-1/-2/-4に対応したグラフィックスカード。コアクロック周波数が300MHzのGeForce4 MX 460を搭載し、メモリークロックは550MHzで、帯域幅は毎秒8.8GB。DDRメモリーを64MB(3.6ns BGA/550MHz動作)装備する。RAMDACは350MHz。最大解像度は2048×1536ドットで、デジタルディスプレー(DVI-I)では1600×1200ドットに対応。テレビ出力(TV-Out)は1024×768ドットまで対応する。
ノイズを低減し、高速で動く物体のちらつきを抑えて画像を鮮明にする“De-Interlace”機能や、“PIP(Picture in Picture)”機能、録画予約機能を装備しており、MPEG-4にも対応する(Codecは米マイクロソフト社のサイトで入手可能)。
製品パッケージ |
対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。ソフトウェアは、米ロキシオ社のビデオ編集ソフト『MGI VideoWave 5』のほか、ハードウェアモニターやクロックアップ機能を持つユーティリティー『WinFox 2.0』や、DirectX8対応のゲーム3本(Master Rally、AquaNox)、DVDプレーヤー『WinFast DVD』、3D環境のユーティリティーが同梱される。製品には、S-Videoケーブル、コンポジットビデオケーブル、VIVOコネクター-S-Video/コンポジット変換ケーブル(MyVIVOコネクタケーブル)が付属する。
なお、製品は、同社の国内正規代理店である(株)バーテックスリンク、アイ・ジー・エス(株)、(株)アスクが販売する。