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東芝、CFカードスロット搭載B5モバイルノート『DynaBook SS S5』など2機種4モデルを発売

2002年06月18日 23時57分更新

文● 編集部

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(株)東芝は18日、コンパクトフラッシュ(CF)カードスロットを搭載した薄型/軽量の個人・家庭向けB5ノートパソコン『DynaBook SS S5/280PNLN』と無線LAN機能を搭載した『DynaBook SS S5/280PNKW』の2モデルを21日に発売すると発表した。価格はオープン。併せて、企業向けのB5ノート『DynaBook SS 2000 DS80P/2』の“コンパクトフラッシュモデル”と“ワイヤレスLANモデル”の2モデルを6月下旬より順次発売する。価格はコンパクトフラッシュモデルが29万8000円、ワイヤレスLANモデルが31万8000円。

『DynaBook SS S5/280PNLN』
『DynaBook SS S5/280PNLN』

『DynaBook SS S5/280PNLN』(PAS5280PNLN)は、1月に発表した『DynaBook SS S4』の後継機種となる拡張版SpeedStepテクノロジー搭載の超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHzを搭載した薄型ノートパソコン。チップセットにグラフィックスアクセラレーターを内蔵した米Trident Microsystems社の『CyberALADDiN-T』と台湾ALi社の『M1535B』、ディスプレーに12.1インチの低温ポリシリコンTFT液晶パネル(1024×768ドット1677万色)を採用。世界58地域対応の56kbpsモデム(V.90対応)と10/100BASE-TXを搭載する。メモリーは256MB(PC/133対応SDRAM)で、20GBの1.8インチHDD(Ultra ATA/66対応)を内蔵する。拡張スロットは、CFカードスロット(Type II)/SDカードスロット/PCカードスロット(Type II)の3つを搭載する。インターフェースはUSB 2.0×3、RGB、マイク、ヘッドフォン、赤外線通信(IrDA)を装備する。

『大容量バッテリ』
標準で付属するようになった『大容量バッテリ』

消費電力は最大約45W。標準バッテリーとしてリチウムイオンポリマー電池を搭載し、駆動時間は約2.4時間(JEITA測定法1.0)。AC100~240V対応のACアダプターが付属する。同梱の『大容量バッテリパック』を装着すれば最大7.7時間の利用が可能。本体サイズは幅289×奥行き229×高さ19.1mm(最薄部14.9mm)。重量は約1.19kg(大容量バッテリ装着時は約1.52kg)。プレインストールOSはWindows XP Home Edition。製品には海外の39地域で無償保証が受けられる“制限付海外保証(ILW)”が付属する。

『DynaBook SS S5/280PNKW』
『DynaBook SS S5/280PNKW』

『DynaBook SS S5/280PNKW』(PAS5280PNKW)は、『DynaBook SS S5/280PNLN』のCFカードスロットの代わりにIEEE802.11b準拠の無線LAN機能(128bitWEP対応/Wi-Fi準拠)を搭載し、USBを2ポートに、プレインストールOSをWindows XP Professionalにしたモデル。それ以外の基本的な仕様は280PNLNとほぼ同等。

『DynaBook SS 2000 DS80P/2』は、『DynaBook SS S5』の企業向け製品に相当し、CPU、チップセット、液晶ディスプレー、HDD、モデム、CFカード/PCカード/SDカードスロット、10/100BASE-TX、リチウムイオンポリマーバッテリーなど、基本仕様はほぼ同じ。異なるのは、OSがWindows XP Professioan/2000 Professional/98 SEを選択でき、大容量バッテリがオプションになる点。また、USBポートはWindows 98 SEでは1.1対応となる。

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