(株)東芝は4日、企業向けPDAの新製品としてPXA250-400MHzを搭載し、無線LAN機能を装備した『Pocket PC e740W』と、無線LAN機能をオプションにした『Pocket PC e740』の2モデルを同日付けで発売すると発表した。価格はオープン。
『Pocket PC e740W』 |
『Pocket PC e740W』は、CPUにPXA250-400MHz、ROMを32MB、RAMを64MB搭載し、フロントライト付きの反射型3.5インチTFT液晶ディスプレー(240×320ドット/6万5536色表示)を装備したPDA。OSはPocket PC 2002 Softwareで、無線LAN機能も搭載する。CFカードとSDカードの両方のスロットを装備するほか、標準でRGBコネクターとUSBホストコネクターを装備する拡張パックが付属する。
拡張パック |
バッテリーは着脱可能なパック式で、標準バッテリーで約9.5時間の利用が可能(オプションの大容量バッテリーを利用すれば約29時間利用できる)。本体サイズは幅80×奥行き16×高さ125mm、重量は約190g。『Pocket PC e740』は、無線LAN機能を搭載しないため重量は約180gとなる。
本体背面 |
同社では、従来から展開しているPDA『GENIO e550G』によるモバイルソリューション事業に加え、『Pocket PC e740W』など2モデルをノートパソコンやサーバーと組み合わせてシステム販売するとしている。