ブラザー工業(株)は10日、パソコンにUSBで接続してスタンプを作成できるスタンプ作成機の新製品として『P-touch(ピータッチ) スタンプクリエーター SC-370pc』を8月21日に発売すると発表した。価格は2万9800円。
 |
|---|
| 『SC-370pc』 |
『SC-370pc』は、パソコンで印面のデザインを編集し、本体に内蔵したサーマルプリンターヘッド(384ドット)を利用して、インク内蔵式の印面を熱融解することで、オリジナルのスタンプ(浸透印)を作成できるのが特徴。解像度は360dpiで、刻印速度は毎秒約1mm。パソコンとのインターフェースにはUSB(1.1)を採用する。印面編集ソフトは、従来の製品から搭載している『P-touch Editor3.1』のほか、簡易版の『Stampcreator Express』(Windows版)を搭載しており、テンプレートの文字を入れ換えるだけで印面をレイアウトできるようになった。編集機能では“クリップアート入力機能”や“飾り枠入力機能”、“ドロー機能”が利用できるほか、似顔絵作成ツール“モンタージュ機能”や、顔写真/会社のロゴを入力できる“イメージ取り込み機能”なども利用できる。
スタンプには、印面サイズが、30×9、50×6、70×9、50×18、70×27mmの5種類を用意し、インクは、黒、赤、青の3種類を用意する。できあがったスタンプは、スタンプ台なしで約2000回の捺印が可能で、インクがなくなった場合は、別売りの交換用パッドを利用できる。電源はACアダプター(8V1.5A)で、消費電力は約9W。本体サイズは幅116×奥行き234×高さ92mm、重量は約900g対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.6～9x、Mac OS X 10.1以降。
