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ソニー、業界初のDVD-RWドライブ搭載バイオノートを発表

2002年07月11日 14時56分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は11日、ノートパソコン“バイオノートGR”シリーズの新製品として、ノートパソコンでは初めてDVD-RWドライブを搭載した『PCG-GRX91G/P』を発表した。DVD-RWドライブの書き込み/読み込み速度は、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き込み10倍速、DVD-R/RW書き込み等倍速、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速。書き込み時にはバッファーアンダーランエラー防止機能が動作する。また、DVDオーサリングソフト『DVD it! for VAIO』や、DVDビデオフォーマット記録ソフト『Simple DVD Maker』が付属する。

PCG-GRX91G/P
DVD-RWドライブを搭載したバイオノートGR『PCG-GRX91G/P』

さらに、TV録画/管理/再生統合ソフト『Giga Pocket LE』、およびMPEG-2リアルタイムハードウェアエンコーダー“MPEG2 R-Engine”を搭載しており、付属のTVチューナー内蔵ポートリプリケーターを利用することで、リアルタイムでTV番組を録画できる。また、Simple DVD Makerを利用すれば、録画したTV番組データのアイコンをドラッグ&ドロップするだけでDVDに記録できる。

本体仕様は、CPUに拡張版インテルSpeedStepテクノロジー搭載モバイルインテルPentium 4-M-2GHzを採用し、512MBのメモリー(DDR SDRAM)と60GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 845MPチップセット、グラフィックスアクセラレーターはATI MOBILITY RADEON 7500、ビデオメモリーは32MB。16.1インチUXGA(1600×1200ドット/1677万色)対応TFTカラー液晶ディスプレーを装備する。

外部接続端子は、USB 1.1×3、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、ステレオヘッドホン出力、マイク入力、AV出力、プリンターポート、外部ディスプレー出力、モデム用モジュラージャック、ポートリプリケーターコネクター。マジックゲート対応メモリースティックスロットも装備する。PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付きセンタージョグ。

バッテリーはリチウムイオンバッテリー。JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver1.0)に基づくバッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個搭載時で2.5時間、バッテリー『PCGA-BP2NX』×2個搭載時で5時間。本体サイズは幅355×奥行き292×高さ44.4mm、重量が3.8kg(バッテリー1個とDVD-RWドライブ搭載時)。OSはWindows XP Professional。

また、本体に同梱されるポートリプリケーターは、TVチューナーを内蔵し、USB 1.1×2、シリアルポート、ステレオ音声入出力、S映像入出力、外部ディスプレー出力、TVアンテナ入力、プリンターポート、キーボード/マウス、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、コンポジットビデオ入出力を装備する。

なお、この『PCG-GRX91G/P』は、ソニーマーケティング(株)が運営するECサイト“ソニースタイル”のみで発売される。発売時期は10月上旬で、編集部による予想価格は45万円前後。

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