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日立、将棋に特化したパソコン『FLORA王将』を発売

2002年08月06日 20時39分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は6日、(社)日本将棋連盟が推奨する将棋用パソコンとして、省スペース型デスクトップパソコン『FLORA王将330W・静音モデル』、A4ノートパソコン『FLORA王将270W』、B5ノートパソコン『FLORA王将220W』の3機種5モデルを21日に発売すると発表した。日本将棋連盟販売部とインターネットなどで直販を行なう“日立ダイレクト”などを通じて販売し、9月2日に出荷を開始する。

デスクトップタイプ『FLORA王将330W・静音モデル』

併せて、日本将棋連盟の公式ネットワーク“日将連ネット”を運営する日本将棋ネットワーク(株)の主催で、4日から9月16日まで開催されるインターネット将棋大会“NSNプロ・アマオープン選手権”の支援を行なうと発表した。

今回発売の3機種5モデルには、日将連ネットに接続し、1ヵ月間無料で全国のプロ・アマと対局できる日将連ネット対応ソフト『NSN端末 for Windows』をはじめ、2002年世界コンピューター将棋選手権で優勝したコンピューター将棋ソフト『将棋レボリューション 激指』(発売元:(株)毎日コミュニケーションズ)、棋譜鑑賞ソフト『将棋年鑑CD-ROM2001』と7大タイトル戦の棋譜データ(1998~2000年)(発売元:日本将棋連盟)、羽生善治氏などのオリジナル壁紙とスクリーンセーバー、名人駒マウスパッドなどの将棋グッズが付属する。FLORA王将330W・静音モデル(18インチ液晶モデル)には、コンピューター将棋ソフト『最強 東大将棋5』(9日に毎日コミュニケーションズから発売)と1989~1997年の棋譜データも付属する(その他のモデルではオプションとなる)。

『FLORA王将330W・静音モデル』は、低消費電力版Athlon XP 1500+(実動作クロック1.3GHz)を搭載した、静音性に優れた(同社測定値:約30dB)デスクトップパソコン。本体サイズは幅78×奥行き320×高さ300mm(スタンドを含まない)、重量は約6.0kg。ダイレクト価格は、18インチカラー液晶ディスプレー、512MBのメモリー(DDR SDRAM)、60GBのHDD(Ultra ATA/100対応)、CD-R/RWドライブ(CD-R/RW書き込み最大8倍速/CD-ROM読み出し最大24倍速)、LAN&モデムで構成されるモデルが47万3000円。15インチカラー液晶ディスプレー、128MBのメモリー(同)、40GBのHDD(同)、CD-R/RWドライブ(同)、LAN&モデムで構成されるモデルが28万1000円。同構成でCD-R/RWドライブに替えて最大24倍速CD-ROMドライブを搭載したモデルが26万3000円。

A4ノート『FLORA王将270W』

『FLORA王将270W』は、モバイルCeleron-1.06GHzを搭載し、14.1インチカラー液晶ディスプレー、128MBのメモリー(SDRAM)、20GBのHDD(同)、CD-R/RWドライブ(CD-R書き込み最大24倍速/CD-RW書き込み最大4倍速、High Speed CD-RWは最大10倍速/CD-ROM読み出し最大24倍速)、LAN&モデムを装備する。ダイレクト価格は26万3000円。

B5ノート『FLORA王将220W』

『FLORA王将220W』は、モバイルCeleron-1GHzを搭載し、12.1インチカラー液晶ディスプレー、128MBのメモリー(SDRAM)、20GBのHDD(同)、CD-R/RWドライブ(CD-R書き込み最大16倍速/CD-RW書き込み最大4倍速、High Speed CD-RWは最大10倍速/CD-ROM読み出し最大24倍速)、LAN&モデムを装備する。ダイレクト価格は27万8000円。

3機種ともに、OSはWindows XP Professionalで、Office XP Personalが付属する。

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