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デル、超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHz搭載B5ノート『Inspiron X200』を発売

2002年08月08日 13時25分更新

文● 編集部

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デルコンピュータ(株)は8日、超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHzと12.1インチカラー液晶ディスプレーを搭載したB5ノートパソコン『Inspiron(インスパイロン) X200』を発表した。同日付けで販売を開始する。価格はWindows XP Home Edition搭載の最小構成で17万9800円。直販サイト“オンライン・ストア”で販売する。

『Inspiron X200』
『Inspiron X200』

『Inspiron X200』は、同社が日本市場向けに開発したB5ノートパソコンで、マグネシウム合金製シャーシの採用などにより薄型/軽量化を図ったのが特徴。携帯性を重視するユーザーやセカンドマシンの購入を検討しているユーザーなどを対象に販売するという。SpeedStepテクノロジー対応の超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHz(バッテリー使用時は約400MHz動作)とグラフィックス機能を内蔵した830MGチップセット(メモリーはメモリーと共用で最大48MB)を採用し、1024×768ドット1677万色(ディザリング)表示の12.1インチXGA液晶ディスプレーを搭載する。最小構成では、メモリーは128MB(PC/133対応SDRAM)で、HDDは30GB(UltraATA/100)。外付け型の最大24倍速CD-ROMドライブが付属する。キーボードはピッチが18.5mm、ストロークが2.4mmのフルサイズを採用している。

インターフェースは、10/100BASE-TX、56kbpsモデム(V.92対応)、USB×2、IEEE1394、アナログRGB、オーディオ入出力を装備するほか、拡張用にPCカードスロット(Type I/II×1、CardBus対応)とドッキングコネクターを装備する。ステレオスピーカーとワイヤレスLANアンテナを内蔵する。電源はSmartリチウムイオンバッテリーで、6セル標準バッテリー(20Whr)で約2時間30分、オプションの8セル大容量バッテリー(58Whr)では約6時間の利用が可能。本体サイズは幅273×奥行き226×高さ24mm(最薄部19.8mm)、重量は1.27kg。OSはWindows XP Home Editionを搭載する。製品には、3年間引き取り修理サービス(法人向けは出張サービス)と、24時間プレミアム電話サポート(Eメールサポート付き)が付属する。

オプションで、『X200専用メディアベース』やIEEE1394接続の『CD-RW/DVDコンボドライブ』、ACアダプター付きのバッテリーチャージャー『X200バッテリーチャージャー』のほか、個人ユーザーにニーズの高いマウス(ロジクール/サンワサプライ/エレコム製)、メモリー、キャリングケース(サンワサプライ製)、メモリーカードアダプター(アイ・オー・データ機器製)などを併せて提供する。

専用メディアベースを装着
X200専用メディアベース(CD-RW&DVD-ROMコンボドライブ)を装着した『Inspiron X200』

『X200専用メディアベース』は、パソコン本体の下部に装着する拡張ユニットで、光デジタル(S/PDIF)、IEEE1394、USB×2、PS/2、シリアル、パラレル、アナログRGB、10/100BASE-TXの各ポートを装備し、ステレオスピーカーを搭載する。3.5インチFDDのほか、オプティカルメディアベイには、24倍速CD-ROMドライブ、8倍速書き込みのCD-R/RWドライブ(書き換え4倍速/読み出し24倍速)、CD-RW&DVD-ROMコンボドライブ(CD-R書き込み8倍速/CD-RW書き換え8倍速/CD-ROM読み出し24倍速/DVD-ROM読み出し8倍速)を内蔵可能。サイズは幅274×奥行き234×高さ20mm、重量は0.84kg(FDD搭載時)。

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