(株)ノバックは9日、パソコンからのアナログRGB信号をビデオ信号として出力、テレビに表示するダウンスキャンコンバーター『CreaVision 1600』(クレアビジョン)をリニューアル、同時に同製品の低価格モデル『CreaVision 1024』を16日に発売すると発表した。価格は『CreaVision 1600』が2万9800円、『CreaVision 1024』が1万5800円。
『CreaVision 1600』 |
『CreaVision 1600』は、640×480ドットから1600×1200ドット(UXGA)の高解像度に対応。ドライバーソフト類のインストールは不要で、アナログディスプレー用のRGB出力(ミニD-Sub15ピン)があるパソコンであれば、OSに関係なく使用できる。また、TVビデオ方式として、日本や北米・韓国・台湾で使用できる NTSCと、ヨーロッパや中国で使用できるPALの両方に対応している。
今回発売されるリニューアル製品では、これまでUSBポートからの電源供給だけだったものが、ワールドワイド対応のACアダプターとPS/2ポート電源にも対応するようになった。消費電力は、最大500mA。外部スピーカーやパソコンとテレビの音声入力に接続できるオーディオケーブルも付属する。
そのほか、カード型のワイヤレスリモコン、入力用アナログRGBケーブル、出力用Sビデオケーブル、出力用コンポジットケーブルが付属する。本体サイズは幅100×奥行き68×高さ26mm、重量は70g。入力端子はミニD-Sub15ピン×1、出力端子はSビデオ(ミニDIN)×1、コンポジット(RCAピン)×1、ミニD-Sub15ピン(パススルーケーブル経由)×1。
新しく発売される『CreaVision 1024』 |
『CreaVision1600』の低価格版として発売される『CreaVision 1024』は、解像度640×480ドットから1024×768(XGA)ドットに対応している。また、接続はケーブル類をつなぐだけでドライバーソフトをインストールする必要がなく、外部電源はUSBポートからの電源のほか、ACアダプター、PS/2ポートからも使用できる。対応TV方式はNTSCのみ。消費電力は500mA。
入力用VGAケーブル、出力用Sビデオケーブル、出力用コンポジットケーブル、オーディオケーブルが付属する。本体サイズは幅100×奥行き68×高さ26mm、重量は65g。入力端子はミニD-Sub15ピン×1、出力端子はSビデオ(ミニDIN)×1、コンポジット(RCAピン)×1、ミニD-Sub15ピン×1。