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エプソンダイレクト、Pentium 4-2.40GHzを搭載できる省スペースデスクトップ『Endeavor AT920C』を発売

2002年08月27日 11時30分更新

文● 編集部 田口敏之

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エプソンダイレクト(株)は27日、CPUにPentium 4-1.80A/2A/2.40GHz、またはCeleron-1.70/1.80GHzを搭載可能な省スペースデスクトップパソコン『Endeavor AT920C』を発表し、同日付けで受注を開始した。価格は、Celeron-1.70GHzに128MB DDR SDRAM、20GB HDD、最大48倍速CD-ROMドライブにWindows XP Home Editionを搭載した最小構成で6万7000円から。販売は、受注センター(TEL.0120-545-101)およびインターネット販売サイト“オンラインショップ”を通じて行なう。

『Endeavor AT920C』
『Endeavor AT920C』(液晶ディスプレーはオプション)

併せて、Endeavorシリーズで全面的な価格の引き下げを行ない、新CPUなどのオプションを追加すると発表した。

『Endeavor AT920C』

『Endeavor AT920C』は、現行製品『Endeavor AT-900C』の後継モデルとなるデスクトップパソコン。本体サイズが幅88×奥行き375×高さ304mm、重量は7.0kgという省スペース筐体ながら、Pentium 4/Celeron(Willametteコア)を搭載可能で、PCIバス×2などの拡張性も備えている。また、従来のケースに改善を加えることによって、静粛性も向上しているという。

仕様については以下の通り。メモリーはPC2100対応のDDR SDRAMを128~1024MBまで搭載可能で、HDDはUltra ATA/100対応のものを、20/40/80/120GBから選択可能。20GBは1分間5400回転のものを、120GBは1分間7200回転のものを用意しており、40GBと80GBは5400回転と7200回転の両方から選択できる。

チップセットにはIntel 845GLを採用しており、グラフィックス機能はチップセット内蔵のものを用いる。ビデオメモリーはメインメモリーと共用で、メインメモリーが128MBの場合は最大32MB、256MB以上の場合は最大64MBを使用する。最大1600×1200ドット(約1670万色)表示が可能で、ディスプレー出力ポートとして、アナログ(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-D24ピン)を1ポートずつ備えている。

光ディスクドライブは、CD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブ、2種類のCD-R/RWドライブ、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ、DVD+RW/+Rドライブの6種類から選択可能。各ドライブの仕様は、DVD-ROMドライブがDVD-ROM読み込み16倍速、CD-ROM読み込み48倍速。CD-R/RWドライブが、書き込み24倍速、書き換え10倍速、読み込み40倍速。もう1種類のCD-R/RWドライブが、書き込み40倍速、書き換え12倍速、読み込み48倍速。コンボドライブが、書き込み20倍速、書き換え10倍速、読み込み40倍速、DVD-ROM読み込み40倍速。そしてDVD+RW/+Rドライブが、DVD+RW/+R書き込み2.4倍速、CD-R書き込み12倍速、CD-RW書き換え10倍速、CD-ROM読み込み32倍速、DVD-ROM読み込み8倍速となっている。

外部端子として、USB 2.0×4(前面×2、背面×2)、前面にマイク入力とヘッドフォン出力、背面にライン入力/出力とマイク入力、MIDI/ゲーム、シリアル(D-Sub9ピン)、パラレル(D-Sub25ピン)、Ethernet(10/100BASE-TX)などを搭載する。また内部端子のPCIバス×2は、カード幅130×高さ64mmまでのものと、幅130×高さ107mmまでのものを装着可能。

付属ソフトとして、ウイルス検索ソフト『Norton AntiVirus 2002 OEM版』が付属する。CD-R/RWドライブあるいはコンボドライブを選択した場合は、CDライティングソフトとして『B's Recorder GOLD』と『B's CLiP』が付属する。またDVD-ROMドライブ、コンボドライブ、DVD+RW/+Rドライブを選択した場合には、DVD再生ソフト『WinDVD』が付属する。OSは、Windows 2000/XP Home Edition/Professionalから選択可能で、HDDにプレインストールした状態で出荷される。

待機時の消費電力は約4W(最大254W)となる。

Endeavor価格引き下げと新オプション

同社は、Endeavorシリーズの全面的な価格の引き下げを行なった。最大値下げ率は、『Endeavor MT6100』で、構成をPentium 4-2.40BGHz、128MB DDR SDRAMと20GB HDD、CD-ROMドライブ、Windows XP Home Editionとした場合で、約32%の値下げとなる。

また、新たに選択可能なB.T.O.オプションとして、『Endeavor Pro1100』と『同 MT6100』に、Pentium 4-2.66/2.80GHzを追加した。さらに『同 NT-5000』に、Celeron-1.50GHz、および60GB HDD(2.5インチ、4200回転)を追加した。

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