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カシオ、カードサイズデジカメ“EXILIM”に200万画素モデル『EX-S2』と『EX-M2』を追加


2002年8月29日

カシオ計算機(株)は29日、カードサイズの薄型デジタルカメラ“EXILIM(エクシリム)”シリーズの新製品として、CCDの有効画素数を124万から200万に増やした『EX-S2』と、MP3再生機能を搭載した『EX-M2』の2機種を9月28日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『EX-S2』が4万円前後、『EX-M2』が5万円前後。

『EX-S2』

『EX-S2』
『EX-S2』

『EX-S2』は、“ウェアラブル・カードカメラ”のコンセプトで開発された“EXILIM”『EX-S1』のCCDを、1/1.8インチ有効200万画素(総画素数211万)に変更した機種。レンズとCCDを一体化する“HCLi(Hyper CCD-Lens integration)”技術を採用することでレンズモジュールを薄型化している。CCDのセルはEX-S1の4.1μmピッチから4.4μmピッチに大きくなり、色/階調の再現性を高め、ノイズも低減しているという。EX-S1と同様に、起動時間は約1秒、レリーズタイムラグは約0.01秒だが、撮影間隔は約0.9秒と約0.3秒長くなっている(EX-S1では約0.6秒)。レンズは固定焦点の7.5mm(35mmフィルム換算で36mm相当)で、F値は3.2。最短撮影距離は約1m。ズームはデジタル4倍。シャッター速度は1/4〜1/6400秒。

『EX-S2』の背面
『EX-S2』の背面

新機能として、撮影したいシーンに合ったサンプル画像を選択すれば、ホワイトバランスや彩度などを最適な値に設定する“ベストショット”機能を搭載した。シーンには、“人物”“風景”“夜景”“レトロ”“トワイライト”“白黒”の6種類を用意する。露出制御はマルチパターン測光とプログラムAE。露出補正は±2.0EV(1/3EVステップ)。10秒のセルフタイマーを利用できる。内蔵フラッシュは赤目軽減に対応しており、連動範囲は1〜2m。

記録媒体には、内蔵したフラッシュメモリー(12MB)のほか、オプションのSDメモリーカード/マルチメディアカード(MMC)も利用できる。記録解像度は、静止画が最大1600×1200ドットで、EX-S1と同じ(ただしEX-S1では“Pixel Generator”により画像処理を行ない200万画素相当に変換している)。記録形式はJPEG(Exif Ver2.2/DCF準拠/DPOF対応)。動画は320×240ドットで、一度に30秒まで。内蔵メモリーには約1分20秒記録できる。記録形式はAVI(Motion JPEG)。モニター用の1.6インチ液晶ディスプレーは、デジタルインターフェースを採用した354×240ドット表示に対応。光学式ファインダーも装備する。そのほか、コントロールボタンに撮影モードや露出補正、フラッシュの発光方法、ホワイトバランスのどれか1つを割り当てることができる“キーカスタマイズ”機能も搭載する。

パソコンとのインターフェースはUSBで、USBクレードルが付属する。電源は専用リチウムイオン充電池で、連続再生は約1時間50分、連続撮影は約1時間5分(約390枚/液晶ON時)。本体サイズは従来製品と同じで、幅88×奥行き11.3×高さ55mm、重量は3g増加し88gとなった。専用ACアダプター、USBケーブル、ストラップ、CD-ROMなどが付属する。CD-ROMには、同社製の画像取り込みソフト『Photo Loader』、レタッチソフト『Photohands』、USBドライバーなどが収録されている。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98、Mac OS 8.6〜9、Mac OS X 10.1など(アプリケーションにより異なる)。

『EX-M2』

『EX-M2』は、『EX-S1』に、音声付きの静止画/動画の撮影/再生のほか、MP3の音楽再生、ボイスレコードなどの機能を搭載した機種。ボイスレコード機能では、内蔵メモリーにWAV形式(毎秒約4KB)の音声を約50分録音できる。静止画には撮影直後か再生時に最長30秒のコメントを録音可能。

『EX-M2』
『EX-M2』

リモコン接続端子はUSBクレードル用接続端子と共用になっている。内蔵充電池によるMP3オーディオ再生は約5時間30分、連続録音時間は約1時間20分。本体サイズは幅88×奥行き12.4×高さ55mm、重量は90g。EX-S2と同じ付属品のほか、液晶リモコン/ステレオヘッドホンが付属する。リモコンの液晶ディスプレーには曲名/アーティスト名/演奏時間をリスト表示(英数字)させることもできる。

『EX-M2』の背面
『EX-M2』の背面

(編集部)


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