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日立、水冷システム採用のモバイルPentium 4-M-2.20GHz搭載ノート『FLORA 270Wサイレントモデル』を発売

2002年12月25日 16時28分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は25日、“静音水冷システム”を搭載した企業向けノートパソコン『FLORA 270Wサイレントモデル』の新製品として、モバイルPentium 4-2.20GHz-Mを搭載したモデルを同日から販売すると発表した。同社の企業向け直販サイト“日立Internet Shop”、営業・販売代理店などを通じて販売し、27日に出荷を開始する。

『FLORA 270Wサイレントモデル』『FLORA 270Wサイレントモデル』

『FLORA 270Wサイレントモデル』の静音水冷システムは、冷却液タンク、ポンプ、水冷ジャケット、放熱板で構成され、冷却液の循環によりCPUを冷却するシステム。今回販売されるモデルも、駆動音は30dB以下に抑えられているという。

基本モデルの構成は、モバイルPentium 4-M-2.20GHz、i845MPチップセット、128MBのDDR SDRAMメモリー(PC2100準拠、最大1GB)、30GBのUltra ATA/100対応のHDD、最大24倍速CD-ROMドライブ、カナダのATIテクノロジーズ社のグラフィックスチップ『MOBILITY RADEON 7500』(ビデオRAMは16MB)、SXGA+(1400×1050ドット)対応の15インチTFT液晶ディスプレー、LAN機能など。価格はWindows XP Professionalを搭載したモデル『PC8NW4-HPG4M1AB0』、Windows 2000 Professionalを搭載したモデル『PC8NW4-PPG4M1AB0』ともに32万8000円。3年間の無償保守サービスが付属する。

本体サイズは幅326×奥行き275×高さ46mm、重量は3.9kg。リチウムイオン標準バッテリー使用時の駆動時間は最大2時間。“パワーオンパスワード”、“HDDパスワード”、BIOSによる各種インターフェースやFDD、PCカードなどのインターフェース使用制限などのセキュリティー機能を搭載する。カスタムメイドでIEEE 802.11b準拠の内蔵無線LANにも対応する。

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