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リコー、建築家 黒川雅之氏デザインの300万画素デジタルカメラ“Caplio G3シリーズ”を発売

2003年02月13日 15時47分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)リコーは13日、1/2.7インチ有効324万画素CCDと光学3倍ズームレンズ(デジタル3.4倍)を備えるデジタルカメラの新製品として、『Caplio(カプリオ) G3』『G3 modelM』『G3 modelS』の3製品を発表、G3とG3 modelSは21日に、G3 modelMは3月5日に発売する。価格はG3が5万6000円、G3 modelMは6万2000円、G3 modelSは6万9000円。編集部による店頭での想定価格はG3が4万円弱、G3 modelMは4万円強、G3 modelSは5万円弱。

『Caplio G3』。本体色は写真の“サイレントシルバー”の1色
『Caplio G3』

G3シリーズは、光学系などはRR30から大きく変更がないものの、未フォーカス時点からシャッターボタンを押して記録するまでの“レリーズタイムラグ”をRR30の0.22秒から0.14秒に短縮、連写機能で撮影した最大16コマを1コマずつ再生する機能や、音声付き動画/音声付き静止画/ボイスメモ機能、ホワイトバランスのオートブラケティング(少しずつ設定レベルを変え、連続して記録する)機能などを追加している。いずれも本体デザインは建築家、プロダクトデザイナーで黒川雅之氏(兄は黒川紀章氏)がデザインしたもの。G3 modelMとG3 modelSは、外装の素材にマグネシウム合金を採用し、質感を高めている。

『Caplio G3 modelM』 『Caplio G3 modelS』
『Caplio G3 modelM』。本体色はチタン風のアースグレーと、写真のレジェンドブラックの2種類『Caplio G3 modelS』。本体色は写真のアースグレーのみ

記録メディアは内蔵8MBフラッシュメモリーおよびSDメモリーカード。電源は単3電池×2、または専用リチウム充電池で、撮影枚数は連続3500枚、通常撮影で350枚(いずれも専用リチウム充電池を使用、同社測定値)。

またG3 modelSは、あらかじめSDメモリーカードに記録したテキストを撮影した画像データに付加する“カメラメモ”、撮影の前後にボイスメモ機能で音声を入力、画像と合わせて記録し、付属ソフトで音声認識して画像と文字情報を合わせて記録する“音声認識カメラメモ”機能を搭載。これらは、付属の専用ユーティリティーソフト『DU-10S』(Windows 98/Me/2000/XP対応)を用いて、画像とテキストを並べて管理/検索/印刷出力などが行なえる。なお、テキストや音声はExif形式で付加され、ほかの画像管理ソフトでは付加情報は読み出せないがJPEGファイルとして画像データを読み込むことは可能。

本体サイズは3機種共通で幅123.9×奥行き36.4×高さ56mm、重量はG3が160g、ほかの2機種が175g。

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