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レックスマーク、実売2万円の複合機『X5150』を発売

2003年02月13日 14時13分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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レックスマーク インターナショナル(株)は13日、イメージスキャナー/プリンター/コピー機能を搭載した複合機『X5150』を3月8日に発売すると発表した。価格は2万9800円で、編集部による予想実売価格は1万9800円。

『X5150』
シルバーとブラックの2トーンカラーを採用する『X5150』

X5150は、最高解像度4800dpiでインク滴はカラー3pl(ピコリットル)/10pl(デュアルノズル方式)、モノクロ7pl、印刷速度が毎分19/14枚のプリンター機能、読み取り解像度600×2400dpi、入力階調48bit(出力24bit)、撮像素子CCDタイプのフラットベッド型イメージスキャナー機能、およびパソコンを介さず単体でのコピー機能を搭載した複合機。一定時間操作がない場合に、次の操作手順を上面の液晶ディスプレー(8桁×2行)に自動的に表示するヘルプ機能、スキャン結果を取り込むソフトを事前に登録、1ボタンでアプリケーションへの画像入力が可能な“スキャンメニューボタン”、25~400%(1%単位で設定可能)の拡大縮小コピー機能などを搭載する。WindowsおよびMacintosh対応の画像編集ソフト『Lexmarkフォトエディタ』、メディアドライブ(株)のOCRソフト『e.Typistエントリー』、および(株)インターコムのWindows用ファクスソフト『カラーまいと~く FAX V6 Lite』を同梱する。

上面
上部から見たところ。給紙、スキャナーへの原稿セット、インク交換など、すべての操作が前面から行なえる

本体サイズは幅469×奥行き395×高さ240mm、重量は6.6kg。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Mac OS 9.2.2、Mac OS X 10.1.5。インクカートリッジはZ65と共通で、耐水性顔料系インク(黒)『#82』が4900円、3色カラーインク『#83』が5900円。

都内で開催された記者発表会には、代表取締役社長の雨宮敏朗氏、ゼネラル・マネージャー マーケティングの木下 聡氏が壇上に立ち、「1998年から2002年に家庭の紙の消費量が22%増えた。2006年にはさらに10~20%増加し、1500億ページが出力されると見られている。これは、従来の終身雇用制度が見直され、成果主義の給与形態に変わるとともに、SOHO(Small Office Home Office)などの個人事業や、ウェブページの出力などで家庭でも印刷する機会が増えたため」「レックスマークは2000年の後半から複合機市場に参入したが、2年ほどでシェアトップのHPに肩を並べるにいたった」と、新製品への意気込みを見せた。

雨宮敏朗氏 木下 聡氏
代表取締役社長の雨宮敏朗氏ゼネラル・マネージャー マーケティングの木下 聡氏

お詫びと訂正:
記事掲載当初、本文および写真キャプション中のレックスマーク・代表取締役社長の雨宮敏朗氏のお名前が誤っておりました。正しくは現在掲載しているとおりです。ここに訂正し、お詫び申し上げます。(2003年2月14日)

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